絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ブロガーを浮かれさせる7のテクニック

お気に入りのブログが、最近なんか変。そんなときにはブロガーを浮かれさせて、いつもの彼に戻してあげましょう。ていうか「もう疲れました、私をいい気分にさせてください」のコーナーです。 1.○○の記事は最高だったね! 基本テクです。長年ブログを書いて…

大人ファミレス相談室、映像と舞台の違いなのかどうかも曖昧

ある舞台演出家と、ある役者の会話。 演出家「演出していて、ときどき意味のわかりづらい指示を出すことがあるんだけど、そんなとき『それはどういう意味があるんですか?どうしてそんなことさせるんですか?』と聞いてくる役者には『お前がそういうつまらな…

私にはその資格がないのです。

クロカミショウネン『ノモレスワ。』観劇 知人が出ている舞台を観に行った、非常に面白かった。 内容は「明日の記憶」と「バタフライエフェクト」が空中衝突してきりもみ落下した感じ。 http://www.ks-18.com/next.html しかし、ギャザというシステムは面白…

関わりたいひとびと

ナンシー関の「信仰の現場」みたいなことを書こうと思ったけど、だったら読めばいいんじゃん、って思ったので紹介するだけにとどめる。タイトルの「関わりたいひとびと」は、「信仰の現場」に学んだことを発展させた話になる予定だったんだけど、眠いからあ…

ごちゃめも

ごちゃごちゃ言うめも。結論とかは、ない。 朝鮮総連の話題 謝礼1000万円とか仲介料4億数千万と627億円の返還請求とか景気の良い話でございますが、一番ごちゃっと思ったのがこれ。 司法界の重鎮たちは「世界中に60億の資産がある」という“出資者”の言葉を…

さいきんまた描いている。

久々に絵を描いてみた。何だか楽しくなって、色まで塗ってしまった。線は鉛筆、スキャンして色付け。タブレット買おうかな、マウスで塗るのは面倒くさい。絵を描いた理由というのは、ええと、あのほら、知らないひとからお題を頼まれて書くやつ。やっぱり誰…

一本のテレビ用アニメを作るのに何人の電通マンが必要か

「こんな楽しいものを作っている国だと思わなかった、朝から晩までアメリカのいいなりになってアリのように働いているだけかと思ってた。」 ポーランド人の言葉です。 http://www6.ocn.ne.jp/~pancake/ani01.html 徹頭徹尾面白情報ばかりの怪文書の中でたっ…

ヘンリー・ダーガーと、たいへんなひとびと

『ヘンリー・ダーガー展』を見に行った。7月16日までやってる、原美術館。 ヘンリー ダーガー 少女たちの戦いの物語ー夢の楽園 で、一緒にいった友人と、ダーガーはたいへんだったねえ、という話をした。 80才になって、施設で死んで、それからダーガーの絵…

バリカンは髪を刈らない、刈るのはいつだって人間だ

こんな夢を見た。本当に見たのさ、いやマジで。 舞台の稽古が終わり、稽古場でくつろいでいると、いきなり後ろからバリカンで髪の毛の一部を狩られる。 明らかに頭皮が出てる涼しさ。床に落ちた髪の毛を見て、血の気が引く私。 後ろに立っていたのは、若くて…

カレーと肉じゃがの違い。

ここ数日こちらのエントリに対して延々文句を書いているのですが、今日、こんなメッセージをもらいました。要約して紹介します。 科学と宗教をごっちゃにしちゃ駄目だ、という話。 利己的遺伝子の話を分からないと駄目? >人間はその原因を探るのだ。それは…

話をズラす7のテクニック

ものごとを断定するやからは、いつでもあなたの前に現れます。 しかし、世界はもっと曖昧で、境界はハッキリしないはず。 そこで今回は「話をズラす7のテクニック」を伝授します。 話をズラし、対立する○○と▲▲の境界を曖昧にして、問題そのものを消し去って…

短い字数でどうにかならんもんか。

ここ数日、やたらと長い文章が続いたので、短い記述でどうにかならんかと考えた。 フィクションは仕方ないとして、ふしぎテクニックに関してはどうにかなりそうだ。

ほにゃにゃか。

「ゼロ年代の想像力」(SFマガジン)が話題の宇野常寛さん率いる「第二次惑星委員会」のサブ・カルチャー総合誌『『PLANETS VOL.3』が発売されました。 http://www.geocities.jp/wakusei2nd/p3.html(「タコシェ」「千石空房」にて発売中)

自分の書いたものは、必ず読み返す。

上のフィクションは、昔書いたものを、書き直したものです。タイトルは映画から、話はなんでしょうねえ、そういう解説はしません。初出は2002年で、もう5年前。なので冒頭からビデオ撮るまではほとんど書き直しました。こんな余談なんで書いているのかという…

ほんとうは来ないバスに乗ってあのこはどこかへ行った

子供の頃を思い出すのは、とても恥ずかしいことだ。思春期にあった様々なことが、普通に思い出せるようになるには、ちょっと時間がかかる。そして、思い出しても恥ずかしくない年齢になった頃には、すっかり細かい事は忘れてしまっている。結婚を前提につき…

ここは説教パブなのだ。

小さな食堂なんかで昼飯を食べていて、一番困るのが店員と店長のトラブルだ。やれ接客態度が悪いとか、やれ返事が小さいだとか、ごちゃごちゃごちゃごちゃうるせえ。そういうのは裏に行ってやれ、こっちはメシ食ってるんであって、店長の高邁な説教を拝聴し…

科学を信じない私のために。

2183年 党集会議事録より翻訳(原文において損なわれた部分は意訳とした) Aが壇上に立ったとき、聴衆は既に興奮状態にあった。Aは一拍おいて話し始めた。 「あなたたちは、エンゲキというものをご存知でしょうか? 21世紀まではその効用も信じられ…