絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

ごちゃめも

ごちゃごちゃ言うめも。結論とかは、ない。

朝鮮総連の話題

謝礼1000万円とか仲介料4億数千万と627億円の返還請求とか景気の良い話でございますが、一番ごちゃっと思ったのがこれ。

司法界の重鎮たちは「世界中に60億の資産がある」という“出資者”の言葉をうのみにし、名刺さえも受け取っていなかった。
http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/070619/jkn070619001.htm

仕組みはオレオレ詐欺と同じだよなあ。問題は「世界中に60億の資産」って話がリアリティを持っちゃう「司法界の重鎮」たちにあると思う。詐欺くさい話に「あるあwwwwあるよwwww」ってなっちゃったんでしょ、つまり詐欺くさい話というのは……あーヤダヤダ。

コンビニの店員にタメ口きいちゃう構造

レジでパンをあっためてもらってたら、横から「カーディガンを肩首に巻いた日焼けした30代の男」が新聞をぽんと置いてきたので「ぎょ、業界人!」と小声でつぶやいた。
新聞の上には500円。店員が訊く
「500円でよろしいですか?」
業界人はドアを開けて入ってきた上司らしき日焼けした男に「あ、どうもです」と敬語を使ったその口で答えた。
「いいよっ」
初めて見た顔だし、店員とは初対面だろう、下町の風情で軽口を叩いた感じではない。彼はごく自然に初対面の店員に対してタメ口をきいたのだ。
私にはどうもこの感覚が会得できない、もちろん私も相手との距離感をはかってタメ口で話すことはある(相手がタメ口である場合や、立場上横柄に振舞わなければならない場合等)。しかし、雇用関係にない以上は、相手が敬語ならば、敬語で対応した方が安全なんじゃないだろうか、と思う。ああ、そうか、そうそう。相手の力量を測って初対面でタメ口を使う感覚って、ヤクザとかヤンキーっぽいんだ、強そうに見えるけど、その実コソコソしている感覚。気安い先輩をクン付けで呼ぶ感じ。はたから見ていると可愛いんだけど、その中にあるおぞましい何かが気になるので付き合うのは難しい。
おぞましい、は言いすぎだな。とにかく敬語とタメ口には、いろいろなイメージがつきまとう。

タメ口

悪いイメージ:乱暴、横柄、身勝手さ、危険さ
良いイメージ:親しみ、快活、平等さ

敬語

良いイメージ:丁寧、謙譲、気遣い、安全さ
悪いイメージ:他人行儀、イヤミ、不平等さ

こんな感じか。
私はコンビニで、業界人(風)の男が、まるでコンビニの店員を召使もしくは奴隷と思い、そう接していように感じたのだな。おっと、いま「そういう感覚を持っている者は経済面で勝者になるのだ」って電波を受信したんだけど、あの業界人ぼろっちい靴はいてたしコンビニでスポーツ新聞買ってたから違うな。その感覚と金儲けの能力は、あんまり関係がない。