絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

2003-01-01から1年間の記事一覧

友達が「ヤン先生の影響で……」と言うので、どこの中国人かと思ったら、チェコの人形アニメ作家ヤン・シュワンクマイエルさんのことだった。確かにヤンだし先生だけどさあ。 今日買ったマンガと感想。「げんしけん 三巻」今日夕飯食った中華屋のテレビから流…

今日は夕方時間が空いたのでMSNメッセンジャーつないだらパスワードが違うってゆわれた。ホットメール見たら「このパスワードは多数間違いを入力されたので使えません」とゆうふうになっていたので、ハハァ、どうやら誰かが、このいわゆるスーパーハカー様が…

時を駆けるオカマの話ならどれだけ面白かったことか。

仕事つながりで、某プロデュース公演を池袋まで観に行く。これがヒドい脚本で、倒れた。役者の上手下手だけではない、やはり脚本がひどいと救いようがなくなるのだな。粗筋は「同窓会で集まった四人の男女。十年前に死んだ恋人の事を無理に忘れようとする主…

劇団うわの空『水の中のベースボール』

劇団うわの空のライブに行った。アドリブ応酬の緊張感とか、舞台上で(役者として)追い詰められて、つい素で笑っちゃう楽しさとか。稽古に参加しているような雰囲気、良い意味で。相変わらず座長のネタが僕好みで、展開を先読みして笑ってしまう。前フリか…

前日ほぼ徹夜で朝からイベント仕事。夜十時に終わってそのままFESに直行。会場の三軒茶屋Orbitが改装してて、オシャレすぎて鼻血が出そう。ものすごく眠いはずなのにガツガツ踊り、すっかり楽しくなってしまう。花塚がアニソンとアイドルばかりかけるのでコ…

うちにはテレビがないから、蕎麦屋に行くとついテレビを見てしまう。昨日の昼はずうっと、フセインが穴の中にいました、と言っていた。すごく狭い横穴にフセインが隠れていました。と書くと、夢日記っぽい。もしかしたら夢なんじゃないかな、だって日本にだ…

クリスティーナ・リッチはちょうかわいい

なんか全然時流にあってない話題で申し訳ないんですが、最近読んだあるサイトの文章で「C・リッチは激ヤセとか言って全然デブだ」と書いてあったので、事実誤認の修正をしたうえで謝罪して欲しいなァ、と思った。けれども、ただわめきちらしてもみっともない…

山本弘著 神は沈黙せず(アソシエイトプログラムリンクです) この本には、トンデモな人がトンデモな説を信じるのはなぜなのか、と問い続けた著者の答えが書いてある。トンデモの人は心が弱いからトンデモな説を信じるのではない、トンデモの人は頭がおかし…

廃墟、AV、うわの空、唐沢俊一

15日土曜日の夜中に、ロフトプラスワンでやってたプロジェクト廃墟のイベントに、馬鹿AV紹介というよくわからない立ち位置でゲスト出演。単に間抜けで笑えるものから、サービスやら性欲やらが過剰過ぎて彼岸に行ってしまったもの、消し忘れビデオの泣ける…

キルビルの感想日記

要約:キルビルを見た。「映画を殺す」というキャッチコピーは、間違いだった。キルビルは、オタクがあたりまえに楽しんでいる映画の見方を、そうでない人にも体感させる素晴らしい映画だった。 「特撮映画好き」にとって、映画はとはレイヤー構造を持った映…

「バカの壁」と「パレカビ」について。

養老せんせいの「バカの壁」がとても売れているらしい。「唯脳論」から読み始めたにわかファンとしても、彼の本が百万部も売れる事態には驚きを隠せない。僕がよく模倣する彼の文体は、いわゆる悪筆であって、ブームにはなりこそすれ、ベストセラー化するよ…

全裸のこびと女を抱えてマンションの階段を昇った。最上階には住居があって、父親が住んでる。僕は父親の注文したこびと女を届けに来たのだ。マンションのつくりは西洋ホテル風で、各階は商店やレストランになっている。ロビーのソファーに座っている舘ひろ…

妻は文鳥を飼っている。 家に帰る途中、知人から白くて小さい猫を貰った、手のひらくらいの大きさで、細い手足を紙袋の中で突っ張らせていて可愛らしい。帰ると玄関で妻が「文鳥が逃げた」と言って私を責めた。妻が遊びに出ている間、私が文鳥に餌をやらなか…

ほとんどの人間が自分を救うことしか頭になかったのに対し、自己保存のために生ずる本能的恐怖心に打ち勝って、できるかぎり他人を救おうとしてとどまった男たちが、女たちが、子どもたちがいた。(シオドア・L・トーマス「群体」より) パニック映画だと「…

闇黒日記に再び言及します。基本的には華麗に たろたまにあーヽ(´ー`)ノをやられている徳保さんの備忘録平成15年2月9日への勝手な返答になるかと思います。 論争するサイトの管理人が、論争相手のサイト上でどれだけ罵られようと平気なのに、掲示板やメール…

先週末はよく知らない人達に麻雀に誘われて散々な目に遭ったので、次は初対面の僕に「誤ロンはいつするんですか?」などといった失礼な事を言わない人達と打ちたいです。 - アメリカでテロが起こると、南部でテンガロンハットかぶってる共和党支持者の裕福で…

地面に埋められた棺を掘り出し蓋を開けると中に先輩がいる。棺は半分くらい浸水していて、その中に身体を浮かべた先輩は、茶色く膨らんでいる。プラスチックのカプセルみたいに膨らんで濁った目をキョロキョロさせ、何が起こったのかと聞く先輩。『先輩は生…

中学校の教室で、見たことのない恋人を誘拐される。見たことがないから悲しくもないが、教師に同情されて扱いに困る。やがて脅迫状と共に、切断された両腕が箱に入って送られて来る。夕方、学校のロッカールームでバラバラになった「残り」を発見し、途方に…

昨晩は竹田君と根本敬の映像夜間中学に行った。映像夜間中学というのは、毎月二回、ビデオと講義で因果宇宙の断片を知ることのできる、素晴らしいイベントのこと。会場で上野川さんと熊谷さんに久々に再会。お互い来るべくして来た、という感じ。以下おおま…

『天災と狂喜は神ひとえ』

執筆:竹田ドゥルーギー 1. オープニングアクト。 全身ラバーマンと、ラバーマスクマンと、オーウェンが間違って歳喰ったような男の3P。 オーウェンが中央に配置され性玩具となり、マスクマンが口内を、ラバーマンが菊門をグッチョングッチョン。ラバーマ…

物欲の話。

本屋に行ったら、見たことのないエドワード・ゴーリーの絵本が四冊あったので、今度全部買おうと心に決めた。帰りにコンビニでフルタの食玩レイ・ハリーハウゼンを一個買った、出てきたのは「シンドバッド黄金の航海」のケンタウロス、出来はそれなり、カタ…

そういえば、昔僕は「政治に関してはノーコメントをつらぬきます」と宣言して、それをひっくり返していたのだった。そういう誠実さの欠片もない人間は、野嵜氏のような真っ直ぐな人間が妬ましくて、こうやって話題に取り上げたくなってしまう。野嵜氏が僕の…