絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ぼく、アイアンマン。

あーもー最高!やってくれ、どんどんやってくれ!おれは映画の中でおれのできないことをやってのける奴が好きなんだッ!せせこましく小さなことにウジウジする奴なんて、鏡の中だけで充分だッ!というわけで『アイアンマン』を観た。キャッチコピー「装着せ…

後日談、あるいはおれの友達。

かんがえるはやさ、思考の速度。 「チューニング、のところがわかりにくかったな」と友人は言った。 深夜に、近所のパブで彼と飲んだ、といっても彼は酒が飲めないから、おれだけが何かのロックを飲む。名前を忘れたその酒は、歯医者の味がした。友人はジン…

おれだってそれぐらい考えてるし思ってるぜ。

文章というのは、書かれている内容だけでなく、それ以外のさまざまな構成要素からも成っているので、例え情報を検索したりそれを流用するのが容易になっても、「物知りに見える文章」を作るのにはやっぱりまだまだ難しいところがあると思う。その人に本当の…

かんがえるはやさ、思考の速度。

速度とは、時間を区切ってその中でどれだけ移動しているかをはかる目安のことだ。だから「思考速度」というときは、まず思考にとって移動って何なのかを示さなきゃいけない。 「ケータイ小説大賞」というものを獲った小説が、たいそう「面白い」という話を聞…

世界だフィギュアだ殺人だ、がんばらなくちゃ。

いろいろとありまして、しばらく屋根のない生活をしたのち、とあるアパートに居を移しました。何もない部屋に照明器具が入ったよ。回るんだ、すごいね!ディスコ!引っ越して二週間経つのに、二度しかここで寝てないよ。まあ何もないからね。 あとね!あとね…

「良い映画」と「好きな映画」の違い。

おれが好きな映画のジャンルは「ダメな奴が自分の真の役割に気づく」です。 というわけでおれは映画の価値をそこに見ているフシがある。どんなに駄作だと言われている映画でも「ダメな奴が自分の真の役割に気づく」という場面が描かれていると「いいねえー!…