絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

へルタースケルターがやってくる。

と、いうわけで。
ワンフェス2009夏、出店します。http://www.kaiyodo.co.jp/wf/

卓番号はA11‐01。なんだかものすごい数のディーラーがワンフロアに集結していますが、絶叫機械は「一番奥の角」とおぼえてもらえれば、すぐ見つかります。また入場が2000円とお高いわけですが、久々の復活WFですし、お祭り気分で来てくれたら嬉しいです(今回は1日中います)来れない人も応援してね。
販売するのは世界の殺人者シリーズ、都井睦雄エドゲイン、そして新作、チャールズマンソンです。

睦雄とゲインは20分の1も出しますが、マンソンは胸像のみ。20分の1も作ってはいるのですが、いろいろ気になる部分も多いので、量産は来月します。WFでは参考展示のみ。

製作過程について。

よく、フィギュアを人に見せると「どうやって作ったんですか?」という質問を受けるのですが、自分でもわからない部分が多々あります。いいえ、作り方は簡単です。ただ「どうやって」作っているのかが、よくわからない。

  1. 作りたいと思う対象が決まる。
  2. アルミホイルで芯を作る。
  3. 粘土をエイヤと盛り付けて形をつくる。
  4. 翌日、改めて写真などを見つつ、粘土を盛ったり削ったりして、ご機嫌を伺う。
  5. 詳しい人に見せていろいろ意見を聞いて、エポキシパテで直したり直さなかったりする。

このあとあえて数日見ないように寝かせて、改めて見て「ウヒヒ」と思ったら完成。
たぶんお聞きになりたいのは「粘土でエイヤ」のあたりではないかと思うのですが、本当にもうエイヤとしか言いようがない、ほぼ心神喪失状態です。作り始める前にものすごい勢いで関連図書を読んだりしているので、そのせいだと思われます。

おまけ

フル可動リボルテック睦雄。

リボルテックジョイントがバラ売りしていたので、睦雄を一体可動フィギュアにしてみた。フル可動、ではないな。腰関節が前かがみなので、立たせるとヒジョーエヴァンゲリオンっぽい。完成したら展示するかもだ。