絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

世界の殺人者シリーズ、新作報告。

 フィギュアで展開する世界の殺人者シリーズ、予告ではジェフリー・ダーマーかジョン・ウェイン・ゲイシーのはずでしたが、急遽チャールズ・マンソン参戦の知らせに悲しんだ人、喜んだ人、さまざまであると存じます。

チャールズ・マンソン


本シリーズでは「塗る人の個性を尊重したい」という製作者の意図から黒目がモールドされていませんが、マンソンだけはその独特の眼力に個性が宿るとの理由から、黒目部分をモールド。塗装することでさらにその異様な迫力が増しています。今まで見せた数人が、相手がフィギュアであるにもかかわらず挨拶をした、といういわくつきの作品。
しかし第一弾が二人なのに、第二弾が一人ではおさまりが悪いですね。というわけでVol.2二人目はこの人。

アンドレイ・チカチロ


数多く残された画像や映像から、独特の雰囲気を抽出。Vol.1の「やむにやまれずやってしまった感」のある二人とは対照的な「俺がやらなきゃ誰がやる」といった気合の感じられる二人の登場です。

よって件のごとし。

セミは鳴かないし雨は去らないし、不穏な世相ではございますが、皆様がご健勝いただけますよう造形に精を出す絶叫機械でございます。なんてつぶやいていたら、先日家の前でセミが羽化してました。生きろ。

とにもかくにも、世界の殺人者シリーズVol.2、ワンダーフェスティバル2009夏にて販売開始(http://www.kaiyodo.co.jp/wf/
卓番号はA11‐01。もちろん都井睦雄エド・ゲインも、皆様のお越しをお待ちしております。
信販売のお知らせはのちほど。