続きを書いた

id:screammachine:20050418#p5
「構造バカ」については『「知」の欺瞞―ポストモダン思想における科学の濫用』を参照のこと（アサマシエイトだよ！）。
　というか、これで充分かな
『「知」の欺瞞』関連情報
　移転でリンクが切れているので山形浩生せんせいの記事も貼っておく。

　そうか。そうだったか。ぼくはずっとずっと、ありもしないまぼろしを追いかけてていたのだなぁ。多少のまちがいはあっても、まさか一から十まで全部でたらめとは思ってもいなかったのに。そうか、ぼくがわかんなかったもの、わかりたかったものは、実はもそもぜんぜんわかってなかったんだぁ。
ポストモダンに病んで/夢は枯れ野をかけめぐる。

　あとid:screammachine:20050410#p1で書いた文化相対主義者について。

「あなたの主張は誤りである」と批判されたときに、「私が誤っているということをあなたは絶対的に証明することはできない」という当然の認識論的な結論を持ち出して、あたかも自分の主張に意味があるかのように見せかけるというのは典型的です。
相対主義に関するよくある質問

サークルクラッシャー

　キーワードの解説が面白い。
　ぼくもむかしTRPGサークルを友達とやっていたことがあるので、よくわかりますね。あとゲーセンも。なんかああいう場には呪術的効果があるんじゃないですかね、狭くて暗いシュレーディンガーの猫箱、クラッシャーに囚われた男の心の中で、猫はまだ死んでない、という（まあ明らかに蓋のうっすっら空いた箱からは腐臭がただようわけですけれども）。でもなー、レイヤーや腐女子なら男女逆のパターンもあるしなー、でも男の場合はハーレム形成しちゃうからサークルはクラッシュしない云々以下略。
　いかん、わかりにくいな。クラッシャー自身が意図しないところで恋愛が進行していて……というのは、小学生の恋心を想像してもらうとわかりやすいと思う。手が触れ合っただけで妊娠？結婚？という感じ。というわけで、サークルクラッシャーというのは、サークルが崩壊するという現象に対して何かの説明を求めた者が作りだした幻想、つまり妖怪です。悪魔妖怪サークルクラッシャー！ゲドハハハ！（余計わかりにくいか？）
　で、キーワード巡った。中でも怒っているひとの日記がとてもよい。

女の行動は非常に普通なのにオタクが勝手にアホみたいに浮かれて妄想してオナニーして裏切ったな僕の気持ち裏切ったなと逆恨みしてオタク的な陰湿な復讐心に燃えてるキモさしか伝わってこないんだけど！
id:busky:20050424:p2

　とりとめがなくなるのは、どこかに昆虫がはさまっているからです！
　あと、まとめているひと。

どこかのブログで「『げんしけん』がそういう展開になれば面白い」って書いてる人がいたけど、そういう要素を丁寧に排除してるから、オタクさんたちに受ける漫画になりえているんだと思う。
id:putchee-oya:20050424#p1

　どこかのブログ……いや、いいです。というわけで、キーワード編集についての経緯は、id:putchee-oya氏のまとめid:putchee-oya:20050422#p1がとてもわかりやすいです。あとは要チェック！「さて次の企画はid:otokinoki」のカテゴリ［文系文化］。

あと、前に書いたものを引き合いに出すよ！
オタクの歴史認識id:screammachine:20050222#p5
オタクなんてものは存在しません！id:screammachine:20040221