絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

湿気を誰か殺せ。

 映画版デスノートを見たんだけど、友達が書いた映画版エルがすごくすごかったので載せる。

 だいたいこんな感じでした。なんかすごく勉強になった。
 いろいろ思うところもあったので、ノートのことだけ書く。原作のイメージって、たぶん『セブン』のジョン・ドゥーが書いたノートを模してて(小さい字でチコチコギッシリ書いてる狂人ぽい感じ)、その辺が安くて好きなんだけど、他にもフチが虫食いだったりとか、結構凝った見た目をしてるのね。
 ところが映画版のノートは、何かこぎれいでフチもそろってて、表紙も普通の紙っぽくて注意書きや罫線は印刷で、ライトさんは罫線二行を潰して大きな字で名前を書いてて(1ページ五人くらい?)、まあなんというか更に安かった。
 どうしても乱雑に、そして量産品っぽくしたかったわけじゃなくて、単にお金をかけたくなかっただけなのかなあ、って思うとさみしい。セブンのノートは確か二人がかりで1ヶ月くらいかかってて、オープニングの(カイルクーパーだ!)撮影と合わせて5百万円かかっちゃったとか言ってた気がする。
 映画『デスノート』のノートはいくらか。