ウォール街のアルジャーノン
アラン・グリンとゆう人の「ブレイン・ドラッグ」とゆう小説を読んでる。昔コカイン漬けだった男が更正してライターになってるんだけど、昔のプッシャーに偶然再会して売人と客の関係に戻りながら新しいドラッグを手に入れたら、それが頭のよくなる薬だった、というお話。
主人公はやりたいことが思いつかなかったので株で大もうけして、副作用に気づいて薬をやめたとたんに全財産を株でなくしたりする。
薬を飲んで明晰になった頭で、最初にすることが部屋の掃除。
かなしいけど、よくわかる。
次第に記憶が飛ぶようになって……というところが英国推理作家協会新人賞候補の理由なのか。最後にオチがあるのかどうか、もう少しで読み終わる。
本屋で表紙買いしたけど正解だった。
ついでだから関連すると思った本をリンクしておこう、アソシエイトでな!読んでない人は買って読むように。面白いから。
P・K・ディック
暗闇のスキャナー
ドラッグの売人に化けて潜入捜査していた捜査官が次第にドラッグの影響で「おれは捜査官だと思い込んでるだけのジャンキーなのでは?」と思い始める話。