絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

はてなブックマークについて。

 ぼくはいまだに日付単位でのタイトルというのをつけていないので、日付単位でブックマークに登録すると「絶叫機械+絶望中止」というタイトルで登録数一人になったりするので、誰か他のひとが登録しているのに便乗すると便利ですよ、と思った。

「電波かな?と思ったらその1」について。

 最初におれが考えたのは「論争嫌いなのにブログやるひともいるんだよな」ということだった。というのも、おれ自身は粘着電波であって、だれかれかまわず噛み付く癖があるので喜んではてなダイアリーの便利機能を使って噛み付いていたのだけど(そして噛み返されたりしたのだけど)、どうもはてなダイアリーという道具は、おれが思うほど電波専用ではねえらしいのだ。提供側がどう思っているか、というよりむしろ、論争とかめんどくさい、ねむい、というユーザーの方が多いように見える、ということだ。これは、多くの論争が、最後は「話になりません」「言葉が通じない」「ルールが違う」といった言葉で、どちらかが一方的に話を終わらせていることからも容易に妄想できる。
 なのに連中、論争の発端だけは書きやがるのだ。誰が嫌いだとか、何がむかつくだとか、ひとの気に障ることを書き連ねやがるのだ。なんでだ。論争が嫌いなら最初から電波を釣るような文章を書かなきゃいいのであって、電波が釣られて騒ぎ出した途端に矛先をおさめて「あれは電波だから相手にしない」とは失礼な話ではないか。
 そんでまあ、そういう文句をつらつら書いていたら、ふと気づいた。もしかして、自分が電波捕獲網を広げていること自体、連中は気づいていないのではないか。もしかしておれは「だって店先にりんごが置いてあったから盗んだんだ」レベルのひどい考えを押し付けようとしているのではないか。なあんだ、お前ら悪気なかったのか、すまんすまん。
 というわけで、愚痴を全部消して、そもそも議論することが好きでなかったり、自分の正しさを確かめたくて文章をWebにアップしているわけではないひとに向けて、簡単な回避方法を書くことにした。議論に勝つ方法ではなくて、議論をしない方法だ。これはべんり!ご家庭におひとつどうぞ!
 そしたら需要があって、たくさんのひとにクリップしてもらった。ありがとう、はじめての経験で結構ドキドキした。日ごろ「1day/100,000pvが目標」などとくだらないことを言っているが、普段は1day/100くらいなのでほんとうに実現して腰が抜けた。うそ、腰は抜けていない、ただちょっと尿漏れした。
 そうなってくるとおかしなもので「もっとたくさんのひとに見てほしい」なんて変な欲望が出てくる、コンサートで脱いじゃうグルーピーみたいに、ブラジャーくらいだったら投げてもいいか、という気になってしまう。それで「続きを書きます」ってな予告めいたことを書いたのだけど、続きなんてものが書けるわけがないのであった。何しろ言いたいことは前項で全部言ったし、そもそもおれは議論が好きなのだからして、議論を回避する方法ばかり書いていて楽しいわけがないのである(いやほんとうは書いたんだけど面白くないんだ全然)。
 (つづく)
 一日経ったら何が書きたかったのか忘れた。というか書きたいことは全部書いていた。あまり気にしないでほしい。書いたのが読みたいひとはあげます。はてなって何のためにあるんだろう。アブサンおいしーなー。
(追記)↑なんてか言いながら書いてしまった続き。id:screammachine:20050518#p4