絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

廃墟、AV、うわの空、唐沢俊一

 15日土曜日の夜中に、ロフトプラスワンでやってたプロジェクト廃墟のイベントに、馬鹿AV紹介というよくわからない立ち位置でゲスト出演。単に間抜けで笑えるものから、サービスやら性欲やらが過剰過ぎて彼岸に行ってしまったもの、消し忘れビデオの泣ける台詞まで、色々と紹介。本当は40分のものが、押した所為で早送り公開を余儀なくされ、仕方なく早口で紹介。まァ、紹介したかったことや、聞かせたかったイイ台詞などは流せたので満足です。イベント自体は成功だったらしいのだけど、主催者のお兄様からは一向に連絡が来ません、その人のサイトからは、イベントの告知なども消されておりました。なぜかしらね。

 で、17日はカナさんの盟友が出演している劇団「うわの空 藤志郎一座」の公演を観に行った。今回の作品は、常連さんにとってはいまいちなデキだったらしい。でも、僕には、充分に楽しめる舞台だった。というのも、ワークショップ系の劇団にありがちな、脂っこい一生懸命さがあまり感じられず、皆が自然に演技しているように見えたからだ。あとは細かいネタが好みだったというのもある。カーロス・リベラネタなど、先読みで笑ってしまい、他の観客に失礼であった(「廃人になっちゃうんだよ!」「廃人?」「(ボクシングのポーズ)ヘーイチャンプ、ファイト、ファイトネ」のポーズの辺りで笑う愚行)。それにちょっと贔屓目かもしれない、三女役の小栗さんが非常に可愛らしくてですね、実は後半ずっと見てたという。いや、僕の言う「可愛い」なんで、つまりは日本刀を持って追いかけられたい女優ランキングに急浮上!というアレでして。最近友人に「杉作J太郎になりたいの?」って言われるんですが、これって褒め言葉ですよね、光栄です。

 打ち上げで、カナさんに「おれ、唐沢さんのファンなんだよね」と言ったら、唐沢俊一さん本人に紹介されてしまい、オヒウヒハと舞い上がり、周囲から優しい哀れみの視線を感じた。何度も言うが、なぜ僕は、色白く指細く肌透き通る女子高生ではないのかね、君ィ。ヒゲ面の黒くて太くて丸い男に鼻息荒く興奮されて、唐沢さんもさぞ迷惑だったことであろう。小便は漏らさなかったが、ヨダレは出た。