2000-10-15 ■ 駅のホームで、点滴打ちつつパジャマにサンダル履きの男性を発見しました。 なくなりそうな点滴の袋をちらちらと見ながら、彼はしきりに腕時計を気にしてる様子。 脱走ですか。 僕はただ、自分の因果力に戦慄をおぼえながら彼(推定脱走患者)を見守っていたのです。 電車に乗り、ふた駅ほど過ぎた後、やがて彼は新宿の人波に消えてゆきました。 「脱走患者、ファイト!(洗面所で鏡に向かって)」