来た来た来たッ!
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20040224
あなたの言ってることは「バカは黙ってろ」ということと同じです。
難しい本やアート理論や詩がわからない人間は、ヤツラがのさばるのを黙ってみてろ、と言ってるんですよ。
だから、インチキがどんどんどんどんのさばっていくんですよ!
もう!やっと来た!これですよこれ、こういう気持ち!基本理念!
今日打ち合わせで「何で通販番組なのか」とゆう話になったときに喋ったことにつながったッ!脳内で。
人間の脳には、情報を得ると快感を得るような仕組みがある。言葉をおぼえたり、他人と自分の違いを知ったりするために必要な仕組みだから、成長するとその「知る快感」は必要がなくなり、薄れていく。
でも人間は快楽に忠実なので、知る快感を得たくてたまらない。快感に忠実な人は勉強をしたり研究者になったりするが、勉強や研究で快感を得るのは時間もかかるし難しい。
だから、簡単に「知る快感」を得ることのできるものは、高いシェアを獲得できる。クロスワードパズルや「このミステリがすごい」などのムック、情報がパッケージされていて選別の必要がないもの。テレビなら、通販番組。
高城剛とか、辻仁成とか、中谷彰宏とか、ゴダールがラカンがと何度読んでも意味のわからない文章書いてる映画評論家とか、口先だけのインチキ野郎どもが!
インチキ野郎がのさばるのは、人間のそういう「知りたい」という欲望を、薄っぺらに刺激するのがうまいからだ。秋元康とか。
ただ、僕は、そいつらの跋扈した80年代に思春期真っ盛りだったのだよね。だから、自分の存在そのものが、インチキにしか思えなくて、悲しくなってしまう。中野貴雄さんに「お前らに『キルビル』はわからない、元を体験してないからだ」と書かれて、泣きたくなる。何が本物かなんて知らない、僕が知ってるのはビデオの中に広がる世界だけ。
あと政治についても日常会話ではめったな意見を言えません、だってそんなに政治好きなら政治家になればいいじゃんねぇ、勉強もしないて映画ばっか見てて、世の中の為になれるわけがない。
だから余計に「バカは黙れ」って言葉には腹が立つ、うるせえバカで悪かったな!今の世の中がよくないのはおれたちがバカだからだ!だからどうした!お前がバカじゃないなら世の中を良くしてくれよ!おれの命ならくれてやるから!頼む!なんとかしれくれ!
ああ、こうやっておれみたいなバカは騙されて革命起こしたり自爆テロしたりサリン撒いたりするんだな。バカは指導者になれねえからなァ。
というわけで絶望中止、あきらめないバカは大多数の人間に頭がいいという理由でモテたり尊敬を集めたりしてる奴をポジティブに憎みます!この場合の大多数の単位は視聴率と同じ「394,530=1辻」とします、つまり「1辻=東京ドーム約七杯」です。何言ってんだからわからなくなったので終わります。
ジョー・ダンテに申し訳ない2本立て
キーワード中谷彰宏で5人も来たよ、どういう嫌がらせだ。中谷彰宏と映画と言えば、学生時代に4000本の映画を観たと豪語する彼の著書「映画を観ながら成功する方法」は必見、僕も立ち読みしました!すごかった、4000本も観るとスーパーフラットな状態になるのかもしれませんね!1日3本ですからね、いつ学校に行ってたんだろう……いや……観てないなんて思っていませんよ……ただ…4000本も観たわりには……随分なラインナップだなって……突起で埋め尽くされた…地表のイメージ…ひらべったい……あ、そうだ、本棚にこの本がある人と知り合いになりたいです!募集します!
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ルーニー・トゥーンズ。ジョー・ダンテの映画は「スモールソルジャーズ」で劇場に行ったきり見てませんでした、と思ったら劇場用作品を撮っていなかった……久々の劇場作品です、楽しみ。
「スモールソルジャーズ」は5人くらいしかいない劇場で、しかも後ろの席に座ったデブの親子が、上映30分くらいでいびきをかいて寝ている中観ました。面白かったですよ。「グレムリン」みたいで。「マチネー」も「メイフィールド」も「アメージングストーリー」も観てるし、おれ大好きなのかなジョー・ダンテ。
「グレムリン」と言えば、僕は小学生の時に見たんですが、プールに向かう途中で主人公にヒロインが話す「クリスマスを嫌いな理由」がとても記憶に残っていて、たまに思い出していやな気持ちになります。