絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

体内温度が30度を下回ると、非常に危険です。

 シオドメから帰ってきた。いやー寒い寒い、雰囲気じゃなくて気温が。物売るっていうレベルじゃねぇぞ!ってぐらい寒かった。気温が。
 屋根もあるのにどうしてそんな事態になったかというと、ブースのデザインがひどかったから。四畳半の広さで、外向きの据付テーブルがあって、下側に出入り用の小さい扉。向かいからビュウビュウ風が吹き込むんだけど、テーブルが外側にあるからどうしても外側に立たなきゃならない。つまり四畳半の三分の二がデッドスペース。その上ブースが背中合わせに設置してあって、間に広い廊下がある。そこも荷物を置くだけ。デッド。三方を壁に囲まれてるから隣に挨拶もできない、なにこの拷問部屋。
 むしろブースを裏返して、廊下にいざなう導線作ってショッピングモールみたいにすれば寒くないし「そこに立ち寄る」というモチベーションも生まれるし……なんて思ったけど、まあ別にどうでもいい。だいたい「交通費(概算)と昼飯弁当が出るような環境で文句を言うのはおかしい」とか言われる前に黙っていた方が利巧なんだろうな、とは思う。そう、これって行政が金出してやってんですよ。
 これぞハコモノ行政の実態ですよ!とか言ってみたかったので言った。
 あとスタッフの態度があからさまに悪いのも気になったんだけど、それが笑うレベルで悪かったので笑った。漫玉日記で「店員同士だとさわやかに会話してんだけど玉吉がレジに行くと急に声が小さくなってうつむいて喋る」ってのがあって、それと同じだった。しかも私は今回手伝いに行っただけなので、傍目からそれを目撃してしまった分、申し訳ないけどかなり確実に自分を制御できてないように見えた。もちろん私が目の前で態度を変えられたら「被害妄想かな……」とか「相手にも事情が……」と考えることもできるんだけど、他人事なのでわりと冷静に「これはひどい」と決め付けたい。ボランティアなのかなあ、だったらテンパるのもわかる気はする。自分じゃどうにもできない、なのに出展者は文句言う、善意でやっているのに!板ばさみ、辛い、うざい。そんな感じか。
 話がズレた。出展しているひとたちは、それぞれレベルの高い商品を展開しているし、ディスプレイも凝っていて、私にはそのひとたちが、どうして昼から3時間も、クソ寒い中、ただ座っていなきゃならないのかが、理解できなかった。これはスタッフのひとたちの責任ではなくて、そもそも計画したひとの責任だろう。むしろスタッフさんたちは必死で呼び込みをしていた、前述の態度の悪いスタッフはやってなかったけど。
 ま、記録に残るのは夕方からの売り上げ報告だけなので、仕方ないとも言える。

汐留シオサイト2006年冬季イベント GO!SHIODOME Xmas 2006
http://www.sio-site.or.jp/event/061023.htm
■主 催
汐留地区街づくり協議会
株式会社電通
アルダニー・インベストメンツ・ピーティーイー・リミテッド
三井不動産株式会社/松下電工株式会社
日本テレビ放送網株式会社
森トラスト株式会社/住友不動産株式会社/株式会社パル
社団法人共同通信社パークホテル東京 

 こういうイベントに参加することができて、本当に勉強になりました。誘ってくれたひと、スタッフさん、出展者のみなさん、そして似顔絵をお買い上げくださった全ての方に、ありがとうございました。
追記:なんか顔が火照るので顔を洗って鏡をみたら、どうも赤い。腫れている感じもする。これってもしかしてしもやけ?