絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

強くなる必要はない、がんばる必要もない。

『わたしはジャックの脾臓です』
 ウツ日記を書いて書いて書きまくれ、そして責任をとれ。書く人間が責任を取らないのに、読む奴がとるわけがない。こういうことを書くと、おれが強くて耐えられるからそう書いているように見えるかもしれないが、勘違いをしてはいけない。言葉はもうお前じゃない、お前の口から手から発せられた言葉は、もうお前じゃない。お前の言葉は、お前よりも数倍気高く、お前よりも立派で、お前よりも理性がある。
 お前は自分で言うとおり、どうしようもないゴミみたいな人間かもしれないが、お前がどんなにくだらない死に方をしても、お前が人間として軽蔑される生き様を見せても、お前の言葉はおれを打ちのめすほど正しいだろう。お前が育てた、お前の子供だからだ。
 ゴミでもクズでもない、立派な子供だからだ。

 自分の子供をうんこ呼ばわりする奴が、誰かに優しくなどされるものか。



 『ジャックの脾臓』というタイトルがあるので、上記は創作文章です。なぜ『ジャックの脾臓』なのかは、説明しません、中の文章が説明であり、引用元を示すことは理由の解説にはならないからです。

 昨日の「うんこ対処法」は、どう考えても「ウツ日記を書くな」という意味ではないのだが「書かない方がいいみたい」という日記を見つけて頭が痛くなった。おれにとって言葉は細胞のようなものだから、うんこ呼ばわりするひとの気がしれない。どんなにグチャグチャで意味がないように見える混乱した言葉であっても、それは体の一部だから責任をとらなきゃいけない。そう思う。傷つけられたと騒ぐなら、傷つけたことを忘れないで欲しい。それとも自分以外の人間は全員鉄でできているとでも思っているのだろうか。

 記事削除について、以前やりとりをしたid:bakuhatugoro氏のコメント欄id:bakuhatugoro:20041024がとても興味深い。id:rszkillbill氏には拙文を「屁」呼ばわりされたのだが、id:rszkillbill氏もまた、コメント欄において、かなり臭い屁を放っていたもよう。