絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

『いかにして100万円でインディーズ映画を作るか(ISBN:4845904586)』
 ブレッド・スターン著 フィルムアート社刊 2000円
 本屋でロジャー・コーマンの『私はいかにハリウッドで100本の映画を作り、しかも10セントも損をしなかったか(ISBN:415203503X)』と比べて悩んだあげく買った。ロジャー・コーマンというのは映画プロデューサーで、ロシアから買った一本の低予算SF映画を、アフレコして、撮り足して、2本に増やしてアメリカで配給したり、山荘に行ってサスペンス映画を二日で撮り、時間が余ったからあと二日でギャング映画を撮ったりする人だ(うろおぼえ)。まあどちらも金をかけないで映画を撮る方法についての本で、僕はこれに金を払うので結局金がかかっていることになる。バカみたいだ。
 で、当の「100万円」がどうかというと、これがちょう役だつ、やるきのでる本でした。やった!僕は100万円すらも使うのが惜しいので、更に低予算でやってやろうと思います。できるできる。まずは脚本を書こう、やっぱカメラ回してから考えるのは無駄が多すぎる。あと女優さんにはちゃんと照明をあてよう。なんかそれだけでずいぶん良くなる気がしてきたぞ。