絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

人質解放(九十九式より)

 関係ないですけれども、文春で立花センセが書いていた「バカとまではいいたくないが、脳の論理的推論能力にどこか欠陥があるといわざるをえない」という一文ですが、これは地裁決定の「本件記事を『専ら公益を図る目的のもの』と見ることはできないといわざるをえない」をセンセなりにもじったギャグだと思っていました。あとはライター的字数のばしというか…字数あわせみたいな……まあどうでもいいんですけど。麻草です。
 さて、話題にする間もなく人質解放されそうな気配ですが、ここ数日の絶叫機械を読んだあなたなら、僕が何を言おうとしているかはもうおわかりですね?ナニ?わからない?ムキー!
 自作自演ですよ自作自演!誰の?政府のです!(憶測です!)
 いいですか、この一件で小泉総理は「テロに屈しない」「自衛隊は撤退させない」という、アメリカが望む態度をしっかりと示しました。そして人質は無事解放、邦人誘拐に「それ見たことか」とこぶしを振り上げた人たちの、こぶしの行く末は?
 こののち、人質が無事開放され、テレビのニュースで報道されるであろう、事件の概要だけを見る人は「なるほどイラク派兵で人は死なないんだなあ」と思うことでしょう。小泉総理の言うとおり、戦地に行っても無事に帰ってこれるという、生ける証拠になってしまったわけです。これが誰にとって一番得な結論なのか、一目瞭然ではありませんか。
 左翼活動家が今回の件を自作自演したのだとしたら、それは「バカとまではいいたくないが、脳の論理的推論能力部分にどこか欠陥があるといわざるをえない(by立花隆週刊文春)」
 
 こうゆう会話を妄想してみました!
総理「イラクが安全だという証拠は作れないものか……」
左翼「なんかうちの若いのがイラク行くゆうてますけど」
総理「マジで?じゃあ現地のちっこい団体に金つかませて、そいつら誘拐させちゃえよ」
左翼「マジッスか?」
総理「そんで三日で自衛隊撤退しなきゃ燃やす!とか言わせれば国民には『ゲリラって幼稚ね』って思わせられるし、上に怒られたって言って人質解放したらいいじゃん。誰も死なないし、自衛隊撤退しなくていい感じするじゃん」
左翼「あ、そうっスね!総理も「テロには屈しない!」って言えるし!」
 いやー、我ながらひでーこと書いた。妄言ですよ!
 
 あと、左翼は確かに命を投げ出すことで有名ですが、そうゆう左翼の人はみんな死んでしまいました(投げ出すから)。生き残ってるのは、命が大切な運動家のみなさんです。
参照
日本、一定の条件提示か 聖職者通じた水面下交渉で 産経新聞
圏外からのひとこと
上記記事へのコメントより
拘束映像のうち、カットされていないバージョンに関する情報
『立花隆先生、かなりヘンですよ』検証
残虐、19歳美人兵士らを「公開処刑」に
あと靖国関連から。
ゲームセンターに明日はあるの?