絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

朗読劇『マシーナリー*マテリアル』

舞台のお知らせです。脚本・演出する朗読劇『マシーナリー*マテリアル』の公式サイトが完成しました。
http://macmat.info/index.html
言葉というものへのラブコールであり、かつまた言葉を徹底的にいたぶるこの作品は、朗読劇という形態でなければ表現し得ないことへの挑戦です。そしてこの物語は、ぼくから見た(ごく主観的な)ウィトゲンシュタインせんせいへの手紙でもあります。更にそれら作家のエゴとも言える副次的な題目を全て捨て去ったところにある、この舞台の芯は、6人の(実は9人の)うら若き女性たちが少女の姿を得て語る、肉体と言語の衝突劇です。椅子の上に拘束され、その声をマイクロフォンで増幅される彼女たちの軽やかな肢体をどうか、観客の皆様が幻視されますように。
2月24日〜27日、池袋シアターKASSAIにて上演します。お楽しみに。