絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

思考の渋滞もアリ的に解決できるだろうか。

うおーすげー、アリはなぜ渋滞しないかを解明?

 研究グループはアリの行列をビデオカメラで撮影して、一定区間内に居るアリの数と歩くスピードを詳細に分析する試みに着手。その上で、撮影されたデータを分析してアリの行列の時空間データ解析を行うことにより、アリの行列はアリの数が増えても歩くスピード(velocity)を常に一定に保つことにより行列が渋滞することを防いでいることを解明する事に成功した。
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200904021939

 確かに人間は空いてりゃスピード上げるし混んでりゃスピード下げるし、常に一定でいられるわけではない。隙間があればそこを埋めたくなるし、考えることがいっぱいありすぎて何も考えられなくなったりする。アリの数が増えてもスピードを変える必要がないのは最後尾がどれだけ後ろになっても問題がないからだ。おれたちは、おれたちが日々接する出来事は、優先順位がコロコロ変わる。スピードを変えなきゃ、目標を変えなきゃ、生きていけないんだ。
 それでも脳の中に走るアリよ、願わくばもう少し整列を、そして間違いに接したときに抗える勇気を。今日もつけめん食いました、豚肉たくさん食べました、とてもしょっぱくてうまかったです。おなかもいっぱいになりました。午後、頭が痛くなりました。
 決まった時間に決まった量だけ食べるようにしたい。また太った。
 
 手近でアリっぽい動きを体験できるのはこれ。
http://marcelstein.sites.uol.com.br/Antbuster_1.2_20070815.swf
 アリからケーキを守るゲーム(いわゆるタワーディフェンス系)。すごいのはフェロモン的な何かとタワーへの危険度を読み取ってアリの通るコースがどんどん変わるところ。
(via http://xvimoon.jugem.jp/?eid=470