絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

今日やらない奴が明日やるわけがないんだ。

タダでセーラー服と小さい拡声器が手に入ったので、いっちょアキバでLaw15みたく、セーラー服に拡声器で「占わない」やってみるか!と思ったが、どう考えても社長ならびにセーラー服おじさんの「ふだんからの着用感」は出ないし、喋りも鳥肌実に遠く及ばないのでやめた。
演説系の芸人が仮装しているのは、キャラを際立たせるためだが、セーラー服を着るくらいだったら裸でホコ天走るぜ頭にハチマキ懐中電灯立てて(捕まっちゃう)。って思った。
というかむしろ、素で演説した方が楽だ。
たぶん面白さ以前の問題として「キャラを演じる」という部分に抵抗が強いのだと思う。同じように演じるなら他の誰もやっていないキャラを演じたい。そうでなきゃやる意味がない。あ、だからキャラ芸人はとにかくやってみるんだな、その中から見つけるんだ、自分のキャラを。
やっぱり今日やらない奴が明日やるわけがないんだ!
というわけでセーラー服と拡声器を使いながら独自性のあるキャラを考える。
宇宙人かな、地球の文化を勉強中の…落語家の中東人って誰のキャラだっけ?私がふだんからセーラー服を着ていない以上、ギャップで見せてくしかないと思うんだけど、これが発想の枷かな。
じゃあふだんから着てるキャラ。ええと、生き別れの兄を探す妹なんだけど、呪いでこんな化物みたいな姿に、誰が化物だ。解説が必要なのはダメだよなあ、だいたいセーラー服にヒゲってのがもうなんというか全方位的に許可おりない感じがする。インパクトはあるけど竹熊さんのスク水にはかなわないよ。
いま私、ポギーさんみたくなってますか、そうですか。