絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

三年前、彼らはそこにいた。


馬鹿と拳銃。という作品です。
 自分で作ったものを観ると、本当に人様の作ったものに何か言えたもんじゃないな、と考えたりするんですが、この作品だけは、改めて見ると「何も知らないくせによく作ったな、偉いぞ」と思います。だいたい映画というものを真面目に考えるようになったのも自分で撮ってみたからであって、なんとなく鬱屈としているひとは一度撮ってみたらいいと思う。楽しいよ。
『馬鹿と拳銃』は、仕事で書いているものに比べても言い訳のない作り方で、即興で撮ったせいか必要最低限のことしか描かれていなくてとてもよろしい。だいたい話にかかわりのない誰かを出さなきゃいけないって事自体、映画とは無縁の出来事であってほんにこの世は難しいわ。などと仕事の愚痴を書いてみても実のところキャンペーンに参加したいだけなので困った(私が)Wii欲しい!でもテレビない。Wii欲しいのにテレビない。彼らは今何をやってんのかしらね、消息知ってるひとはご連絡を下さい。