絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

よーし、熱が下がってきた。

要約:ブクマコメントでフンガーってなったときの解決法は、相手を理解しようと努力することだ。
 相手が判明しているときは、相手の書いた文章をすみからすみまで読む。すると、相手の中にもいろいろな面があって、自分に向けた言葉が全てではないと知ることができる。というか、相手がどのような気持ちでその言葉を書いたのかが、まったく理解できないということがわかる。未だにまったく理解はできないが「上から見下したような無理解な決め付け」に見えたものが、そうではないということが、わかる。

 俺自身は作り手となるべく目線の位置を合わせていこうと試みる。何を語ろうとしているのか、何を伝えようとしているのか。ベテラン監督だろうと新人監督だろうと。すべてを、100%理解するのは無理だけれど、そういう境地に持って行き、その上でこちら側から映画に「踏み込む」。
 そういう作り手への「敬意」もないくせに映画を見て、勘違いしながら偉そうに語る奴とか見るとたまに、吐き気がするくらいむかつくのだ。
http://d.hatena.ne.jp/toshi20/20061101#p1

 なるほど。私はこのひとの意見全てには同意しないし、共感もしないが、そのやり方が何を生むかは少しだけわかった。理解する努力、なるほど