絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

商売は言ったもん勝ちだし飛影はそんなこと言わない。

 現代美術家ルイ・ヴィトンのデザインなどで知られる村上隆さん(44)が、自らのデザインと類似したキャラクターを勝手に使用され著作権を侵害されたとして、大手子供服メーカーの「ナルミヤ・インターナショナル」(東京都港区)に損害賠償などを求めた訴訟は24日、東京地裁で和解が成立した。ナルミヤ側が遺憾の意を表し、数千万円の和解金を支払う。
 村上さんは92年、ネズミをモデルにした「DOB(ドブ)君」を発表し、のちに代表的なキャラクターとなったが、04年7月、ナルミヤ側のキャラクター「マウスくん」4種類が似ているとして、使用差し止めや賠償を求めて提訴。東京地裁は4種のうち現在使われている1種類を除いて類似性を認め、和解を勧告した。(毎日新聞より)
http://www.excite.co.jp/News/society/20060424212500/20060425M40.115.html

 村上隆の仕事はアートだ、だから徹底的に搾取する、金を取れるときに取っちまえ、それが彼の胡散臭さだ。彼はとてもアートが好きだから、その為に他の何を犠牲にしてもかまわない、彼を慕う弟子、彼の主催するイベントに金を払って参加する奴、皆、彼の財布だ。
http://d.hatena.ne.jp/./screammachine/20040219#p1

しかし、ここで問題なのは論理の一貫性なのです。彼の美術家としてのオリジナリティは、本来は、DOB君のデザインではなく、むしろ商業主義や美術の文脈の転倒というトータルな戦略にあった。デザイナーではなく美術家であるとは、そういうことです。というより、それが村上氏の主張であり、免罪の理由だったのです。美術家はコンテクストで勝負する、これが村上氏の口癖でした。
http://www.hirokiazuma.com/archives/000214.html

僕が一番ムカつくのはね、本田透がトンデモだとして、それをオタクコミュニティの中から検証、批判しようという動きがまったく本格化しないことだよ。
なぜなら、オタク系ブログでアルファだとかベータだとか言ってる連中は「よし、俺も萌えブームに乗っかってちくまで新書出してステップUP↑」とか内心思ってるんだから、そんな事できないわけ。で、内容に問題があっても見てみぬ振りして「萌える男」が出版されてからもう半年が経とうとしているわけだ。
id:Hayashida:20060425:1145983570

そのズルさがたまらなく嫌だ。
「本気にならないでよ。恥ずかしいなあ」みたいなニヤニヤ笑い。
ズルい。
ぶぶぶぶぶっ殺したくなる!
id:TomoMachi:20040217