「キュム」という「関係性ポルノ」―空っぽの器に誰かの愛を詰め込んで―
要約
萌えマンガにも、やおいマンガにも、少年マンガにも、時代小説にも、ホラー映画にもヒーローにも少女マンガにもSFにもプロレスにも怪獣にも、あらゆる物語ジャンルに存在する「関係性に震える琴線」――それをひとは「キュム」と呼ぶ。
目次
- 「ポルノ」とは「それ」だけを目的とした作品のこと。
- 「キュム」は「関係性」を主軸にした「関係性ポルノ」
- 映画に見る関係性ポルノ
- マンガで読むキュムりの法則
- 萩尾望都『ポーの一族』は、今なら週刊少年ジャンプで大人気連載。
- キュムを追求すると物語は単純化する。神話化するとキュムる。
- パクリとオマージュについて
- トリニティブラッド成分分析
- 終幕〜空っぽの器に誰かの愛を詰め込んで〜
- 物語の継承は生命の授与。
- 彼はキャラ属性として皆の心の中へ永遠に溶け込んだ。
- 物語の継承は生命の授与。
- あとがき
要約したら満足した。誰か『マハーバーラタ』全部読んでキャラ相関図とか作ればいい。「キュムる」というのは友達のあっちゃんが言ってたことばなので、みんなも「キュムる」って何?って訊かれたら「あっちゃんが言ってたの」と答えよう。
参照
キリスト教はキャラクターノベル説(id:Projectitoh:20050412#p1)
エウレカセブン成分分析(http://orangestar.littlestar.jp/#0418)