絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

舞台に出ます。

 舞台というものは、とても特殊なものです。
 役者はそこで、一回だけ別の人間として生きる。
 そして、舞台が終わると、その役はそこで死にます。
 公演期間中に、何度も死んでは生き返る。
 だけど公演が終われば、二度と同じ人間は生まれない。
 それを、一回性とか、ドーンと鳴った花火がきれいだな、と言ったりします。
 というわけで、美術で参加させてもらっている劇団の舞台に、役者として久々に出ることになってしまいました。急に決まったことなので突然ですが、劇団の新人公演の、非新人枠でございます。
 去年一昨年と小学校をまわった『セロ弾きのゴーシュ』を除けば実に三年ぶりの舞台であります。わりと出ずっぱりで、道化役にひっかき回されます。
 面白い舞台だと思うんで、ぜひ見に来てください。
新宿シアターブラッツで、3月29日(水)から4月2日(日)まで、ローソンチケットで発売中(Lコード:38734)。
http://www.goodman.co.jp/brats/

 ドーンとなりますので、来ないと損ですよ。(注:画像はイメージです)