絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

ジュリアン・ジェインズ『神々の沈黙―意識の誕生と文明の興亡』

 只今映画秘宝4月号に高橋ヨシキさんが書いた「実際にあった悪魔祓い事件『エミリー・ローズ』の語られない真相」のコラムで紹介されていたジュリアン・ジェインズの『神々の沈黙』を読んでおります。
 これは面白い、ぜひ皆さんも読むべき。紀伊国屋に行けば5階で売ってます。在庫たくさんあるみたいだった。もちろんアマゾンでも売ってます。
 以下にコラムを引用

ジュリアン・ジェインズの<二分心>仮説によれば、現在人々が思っているような「意識」が生まれたのはたかだか3000年ほど前のことに過ぎず、それ以前の時代の人間は右脳から左脳に「命令する声」の形をとって聞こえてくる「神々の声」に従って行動していたのだという。この<二分心>時代の人間は、現代で言えば精神分裂病に近い状態だった、というジェインズの主張は奇抜なようだが説得力がある。エミリーに聞こえる"悪魔の声"もこれに近いものではないだろうか。

 むかしの連中はボンヤリしてたけど神の言いなりで、今は意識があるけどストレスで胃をキリキリさせているんだよ。
 ってところまで読んだ。
 やっぱ昔はみんなラリってたんだな!(ひどい解釈)
追記:『ユーザーイリュージョン』という本も併読するとなお面白いですよ。とのこと!アマゾンの書評欄がそそる、読まねば!