絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

まだ見てないけどすごいらしい。

これがあたらしい仮面ライダーだ!
画像はイメージです
 以前から「予告編からしてこれは…!」と言っておった「仮面ライダーTHE FIRST」ですが、想像以上の"ものすごさ"だったようで各地で話題騒然。これは観ないわけにはいきませんな!
http://psychodoc.eek.jp/diary/?date=20051118#p01
 ぶらり感想
http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail?ty=mv&id=322719
 ヤフー感想
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD7564/
 予告編が観られます。
 楽しみな点

 これは、製作者が「それがトンデモであること」をわかっているかどうか、がポイント。わかっていれば、そのトンデモ理論が劇中で事実として描かれても「トンデモだと思われていた学説が実は真実」という怪獣映画にも似た驚きを(フィクションの枠内で)感じることができるんですね。また、科学的に間違っているはずなのになぜ?……という視点から描かれた恐怖映画も多いわけで。仮面ライダーが怪奇ドラマとして企画されたことを知っていれば、そこから

    • 水の記憶転写を研究し、学会で異端視され追放される本郷猛
    • 本郷の研究を利用してホメオパシー効果によって改造人間を作る秘密結社ショッカー。
    • バッタの転写水を注射され、バッタ人間になってしまう本郷猛

といった想像が広がります。自分の研究を悪用され、被害を受け、復讐の動機も完璧です。あと、オカルト趣味全開でいいなら「外見的には変化が見えないが、仮面をかぶることで驚異的な能力を発揮する怪人」という設定も活かせる気がしますね。

  • 戦う動機が女の取り合い。
    • 自分の恋心に素直になれない本郷猛を勇気づける一文字隼人の一言。「もっと自信を持てよ。俺たちは改造人間じゃないか」(予告編のアレ)

 あとこれは普通に観たい。

  • 板尾さんの芝居(インタビューで「仮面をつけるとコント気分になってしまうので、気持ちを切り替えるのが大変でした」と言っていた)。