絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

(1)

小島アジコ豚みたいな女の子

「なぜトンカツ屋の看板のブタは、自分が食べられるというのに、ニコニコしているのか」という問い(中略)
 「はい。それは、食事をする人に、殺されたブタにたいして罪悪感を覚えさせないためです」(中略)
 教師が用意した回答は“トンカツへの食欲と来店の歓迎を同時にあらわせるアイコンだから”というものだった。
読書感想地帯――主観の過放牧 斎藤環『戦闘美少女の精神分析』感想より)


中野坂上のラーメン屋「天鳳」看板)

根本敬「犬小屋発豚小屋行き理論」
本人は真面目にやっているつもりでも、犬小屋と豚小屋の間をうろうろしているだけ、ということがよくある、という理論。(http://www.h4.dion.ne.jp/~manilove/nemotoyougo.htmlより)

ブルジョア階級の青年。権力欲に燃える父親や周囲の人々、婚約者らに振り回されている彼は、日々の豚小屋での豚とのセックスにのみ快楽を見出している。平行して描かれる別の時代(はっきりと特定はできない)、飢えて荒野をさまよう青年。通りかかる人々を襲い人肉を喰らい、やがてその仲間も増えていく。やがて、現代の青年は豚に食い殺され、別の時代の青年は人食いの罪で処刑されることに。
パゾリーニ『豚小屋』解説http://d.hatena.ne.jp/asin/B00005FX1C

皆様の豚情報をお待ちしております。