ってさあ、結局

　id:screammachine:20041128に感想書いたテッド・チャンの『あなたの人生の物語』で物語として昇華されてるのな。ちなみにテキストプレイ参加が2003年2月ごろで『あなたの〜』を読んだのが2004年11月。『あなたの〜』は、2003年には既に出版されていたので、およそ21ヶ月の時間をわりと無為に過ごしたことになる。そう、前に進む時間だけを考えるならば。
　ぼくという人間が生れ落ちてからなくなるまでの間に、ぼくはくらげの時間軸を想像し『あなたの〜』に出会った。今までにたくさんの文章が生まれて目に触れたり触れなかったりした。この文章をあなたは読んでいる。これから先、これより前に、あなたは多くの文章と出合う／出合あっただろう。それらの文章は有機的にあなたの脳のなかでつながり、あなたの言葉になるだろう。
　そして、今／二年前／上／下のぼくと同じように、すべてに同様の価値を見出すだろう。
　そういうことだ。