絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

id:toronei:20040731#OTAに書かれていた

ウェイン町山さんが結構心配、なんかいまのハマリ方、教科書問題に足を踏み入れたときの小林よしのりそっくりな感じがするんだよなあ

というのを読んで、不思議な気持ちになる。作家が何かのプロパガンダに加担するのと、映画評論家が「映画」を絶賛するのでは、意味が違うと思わないか? 町山氏は『ブーンドッグス』の翻訳もやっているし『映画秘宝』の『華氏911』特集記事はid:TomoMachiで書いた文章を推敲したものだ。彼が「反ブッシュ」を商売と捉えて、おおいに利用していることは明白だろう。小林よしのりが政治的な発言を繰り返しながら仕事の幅を狭めたのと好対照ではないか。
 ところが、岡田氏が「ムーア批判」で得られるのは対談のギャラくらい。なのに仕事でもない自サイトのメモであんなことを書いてしまうなんて、少し真面目すぎるのかな、と思う。

おまけ。
http://www.netcity.or.jp/otakuweekly/BW0.8/column1.html