絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

リストカットタトゥー言及、余波。

コメント欄より

このニュースとの関係もあるのでは?
知人男性を暴行、監禁=女子高生コンクリ事件の元少年
1988年に東京都足立区で女子高校生=当時(17)=が監禁され殺害、コンクリート詰めにされた事件で有罪判決を受けた男(33)が、知人男性を監禁し暴行したとして、警視庁に逮捕監禁致傷容疑で逮捕されていたことが3日、分かった。

 うわあ!現実ってほんと想像以上。教えてくれてありがとうございました。

けむろ
じゃあ現実問題としてやらかしちゃった人はどう生きて死ねばいいかってわりと人工比率からしてもアレな話ですけど、個人的に切実な問題として、ぶっちゃけリスカどうよ?
あーちがうちがう、「好き嫌い」の2択で。

2択なら「嫌い」
リスカしてるひとってどう?」なら「酒飲むか飲まないかくらい、そのひとの人格とは関係ない趣味の話なので、どうもこうもない。やりたきゃおやんなさい」
リスカってどうだった?」なら「最初は痛いけど気持ちいいんだよねーゲドハハハハ」というわけでぶっちゃけぼくもやってました。自殺未遂としてのリスカではなく、利己的な人体損傷を。今でも酒を飲むとケロイドが赤く浮かび上がります。だいぶ消えたけど。

id:dogplanet:20040704
というわけで、犬山さんには申し訳ないことをした。ぼくの文章が、説明不足だったと思う。いくつかの補足と訂正願いを、返答とします。

だけどその面白さというのはむしろ麻草氏や黒氏id:toiの発想力と着眼の面白さであって、ホームページタトゥーそのものに魅力は感じない

 ホームページタトゥーを作ったのは、サイトを持たないぼくの友達「石川君」です。彼は実在しますが、インターネット上で過去の彼を知らないひとにとってはただの「石川君」です。
 ぼくにとって、今ではホームページを持たない「石川君」の作品であるところが、面白かった。

 次に、id:toiくんがどのような意図を持ってコピペをしたのかは、ぼくの計り知るところじゃないです。ただid:toiくんが「好きだ」と言いいながら、ぼくの文章をコピペ改変して、意味を殺したのは、とても面白い行為だと思っただけです。
 ホームページタトゥーは「Drキリコのお守り」への回答として機能するかもな、というふうに書くと、結局ヌルいんですけれども、そういう意味で商品にしても面白いんじゃないかなあ。
 ネット上で発言をなくすということは、擬似的な生をリセットする、自殺するということに近いわけですから。だからこそ「ブログシール」じゃなくて「ホームページシール」なんじゃないか。

なんだ、死にたかったんですか? っていうか殺されたかった? 言葉のアヤだと思うけれど、もし本気ならば邪魔してごめんなさい。

 死にたくも殺されたくもないですが、殺す覚悟で向かってこられたら、愛せます。後ろ向きなフリした前向きが気に障るだけで、たんじゅんな前向きは大好きです。
 最初に書きましたけど、ぼくは腕に模様を描いてました、ナイフと、焼いた鉄の棒で。最初は小さな模様、それが次第に大きくなって、消えない傷痕になった。ニコニコして「スカリフィケーションだよ」なんて言ってたけど、ほんとうは単なる自傷でした。
 その当時の状況を考えると、逃避でしかなかった。癖になっていましたね。
 でも、だからこそやめろとは言えない。死ぬかもしれないのに、登山をするひとを止められないように(一緒にしますよ!)。リストカットしてるひとは、生きるために切っているので、前向きです。でもそれは、酒を飲んで気を紛らわせているのと同じで、あとから考えると、みっともないです。
 もしほんとうにやめさせたいなら、自傷よりも気持ちいい肉体損傷の方法を教えてあげたらいいと思います。筋トレとか、ドラッグとか、演劇とか。どれも自我が飛ぶまでやったら、切らなくなりましたよぼくは。
 まァ最近少し切ったんですが、それはほんとうに「やべー、死んでお詫びを」って思っただけで、切ってて吐きそうになったのでやめて仕事しました。
 まァそういうわけでリスカは嫌いです、自分が切ること考えて、嫌い。痛いし、吐くし。
 リスカしてるひとは、好きでも嫌いでもないです。そんなことでひとの価値を決めたくはない、それは彼/彼女の一部であって、全体ではない。まァ、そんな感じです。

 ほんとうに死にたいひとは、死んじゃうので、止められないです。

id:nagataさんの

僕は頑張りたくないです。頑張らないで感動を与えられる力、それが最高だと思います。

に対しては、返答を書いていなかったので書きます。
 世の中の大半は頑張らなきゃ文章も読めないひとばかりなのに、あなたは文章も読めれば映画も観れる。息だってしてる。
>頑張らないで感動を与えられる力
 ぼくは、見たことがないです。