絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

 昨日の法案話の続き。
 ぼくは法律の専門家ではないし怪獣退治の専門家でもないのでえらそうなことは言えません、単に「こういう法案が通ると仕事がやりづらくなるから困るな」と思うだけです。実際に逮捕されるとかそういう不安よりも、法案があることによる、スポンサーや代理店の自主規制が怖い。戦ってでも表現したいものがあって、それが国の利益に反するとして訴えられたならば、裁判でもなんでもすればよろしい。じっさいは戦う前に牙を抜かれるわけです。
 それを、こわいなあ、ムカつくなあ、めんどうくせえなあ、と思うのです。
 コンテンツ仕事をしないひとには、輸入権の問題と同じで、市場の競争原理が働かないので、ソフト単価の格差が高いまま、くらいしか関係のない話だと思います。

なんか厭世的な文章になっちゃった、湿気で弱っているからです。

(追記)言葉足らずですみません、どこかで読んだ「何が問題なのかわからない、説明しろ」という文章にいらだって、書いてしまった。リンクしてるんだから、ヨシキ所長が掲示板で説明してる文章くらい読んでほしい、というのは贅沢か。
 台風がにくい、おれの脳をかきまわしていくよ。
 コンテンツ仕事をしないひとにも、重大な影響をおよぼす法案ですよ、アナルキャップを知らないうちにはめられるようなものです。