絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』について書かれています。
http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20040406
ああ…すごくいい……
僕は劇場で2回見て、2回とも2曲目の歌詞「男と男が背中あわせ その名は”太陽の子”」でどばーと涙が出たのですが、理由は追求していません。イノセンスの感想でも書いた「あらかじめ失われた○○」というアレですね、そもそも持っていないものがなぜ失われたと感じるのか。ちんぽと祖国と恋人を失ったヘドウィグが、失うものなど何もないのだと気づくところに、物語における、おかまの強さを感じてしまいます。