絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20040402
おお、町山氏がイノセンス言及しておられる!

なんでバトーとか、老いた体や不細工な外見を選んでる人たちが結構いるの? 誰か教えてください。

サイボーグを「身体改造」ととらえるか「変身」ととらえるかの違いだと思います。もちろん段階的なものでもありますが…ピアスや刺青のように、本来の肉体をほとんど損なうことなく「力を付加させる」武装としてのサイボーグ化は、怪獣のぬいぐるみを着るようなものです。彼らの自我は殻に守られているわけです。
 ところが、ぼくや、町山さんもそうですが、眼鏡をかけている人間にとって、改造は、既になされている事柄です。これは「力を付加させる」のではなく「失った力を取り戻す」防壁としてのサイボーグ化です。
(つづく(ちゃんと最初の方から言及しますよ!))