絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

 僕がインターネットで妄想日記を読んだのは、1999年の秋でした。だから、このイベントがテーマとする、ウガニクもクリアラバーソウルもアシッドオーバードライヴもヘクサゴンも、当時の熱狂は知りません。
 ただ少しだけおぼえているあの感覚、終演近いコミュニティを覗いたときの気持ち。大人ぶって「ザ・フライ」を一人で行った小学生のときのような、デビッド・クローネンバーグが、僕一人だけに映画の楽しみを教えてくれたような、サイドショーのテントに忍び込んだかのような、高揚感。
 あの感覚を思い出すために、僕はウガラバに行きます。所在はないけど、だからこそ僕は行くのです。
http://www.beasis.com/%7Efab/ugalava/
妄想日記系リスペクトイベント「ウガラバ −ウガーラバードライゴン−」
2004/01/31(SAT)Music Cafe Sabaco(西早稲田)\2000-/1D