絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

千秋楽おめでとうございます。

『アリスインデッドリースクールオルタナティブΩsakA』そして『遥かなるミドルガルズ』ご観劇ありがとうございました! 両作品とも、素晴らしいスタッフさん、そして素晴らしいキャストさんに恵まれて、たくさんのお客さんに観ていただきました。ほんとうにほんとうにありがとうございます。
自分の作品が劇場にかけられるときは、なるべく初日に観るようにしているのですが、スケジュールや場所の問題で行けないときもあります。しかも今回は、二作品が同じ週に上演され、片方は大阪上演ということで、かなり悩みましたが……行っちゃいました、大阪。ミドルガルズの初日に伺って、なぜか小道具に手を入れたりしつつゲネプロを観劇。オープニングの迫力、出演者たちのリリカルな演技、クライマックスの感動に涙しつつ、その翌朝にはもう大阪でした。
 安価な飛行機に乗り、安価な宿を取り、四泊五日の小旅行です。初日ゲネプロを観劇。こちらのオープニングも最高! 涙を搾り取るエモーショナルな演出、これでもかと繰り出される役者の身体的魅力、全てが期待以上でした。友達におすすめしてもらった天王寺お好み焼を食べたりと、大阪も堪能。ただ、原稿が詰まっていたため、観光できたのは初日だけ、あとはもう劇場とホテルを往復するだけの日々でした。初日には歓迎してくれた出演者たちも、三日目ともなると「あれ? この人また来てる……」みたいな視線が痛かったですが(うそです、ちゃんと挨拶してくれる良い子たちでした)、しっかり観劇できたので、ぼくは満足です。
 あとこれ関係ないんですけど、むかしは金髪だったり白髪だったりスキンヘッドで皮ジャン安全靴だったりしたためか、国内線の空港のゲートでも必ず止められて服を脱がされていたんですが、最近は海外渡航も増えたせいでしょうか、ゲート前で荷物を出し、笑顔で通り抜ける癖がついたためか、一度も止められたことがありません。慣れってすごいですね。
 そして東京に戻り、ミドルガルズ千秋楽を観劇。今に至るというわけです。強行軍でしたし、かなりのしわ寄せが来てますが、後悔のない良い旅になりました。お世話になった皆さまにお礼がしたい。本当にありがとうございました。またどこかでお会いできることを願って、さようなら。