絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

はてなは大丈夫なんだ

何が大丈夫かって、中国から閲覧更新可能ってことである。ビバはてな! そんなわけで私はいま中国にいる。あと数時間で空港に向かい、日本に帰るわけだが、今回はずーっと打ち合わせをしていたので、特に書ける思い出がない。だいたい機密事項です。
あっ、担当してくれた通訳さんが、たいそうな萌えオタ声オタだったため、移動中もずっとアニメの話をしていたのだった。この記事もいつか本人が読むと思うので、あんまりなことは書けないが、喋り方も何もかもが、いつでも秋葉原に常駐可能な立派なオタだった。アニメは『きんいろもざいく』が至宝で、熱血アニメも見るが『弱虫ペダル』は絵が苦手で見てないとのこと。なんでや! 御堂筋くん尊いやろが! と思ったが、そこは黙っておいた、話がややこしくなるからね。
あと興味深かったのは、なぜ声オタになったかの話。中国の声優さんは、アナウンサーのような棒読みで、興味が持てないから、らしい。走った時などの息遣いも浅く、真剣味が感じられないとか。記事などで読んだことはあったけど、じっさいに現地のオタから聞くと感慨深い。

「麻草さんは、食事はだいたい何でも美味しいですね」と前任の通訳さんにはからかわれたが、今回は五分五分。広東料理は薄味で、テーブルには辣油と黒酢しかないので、口に合わないと何をしても合わない。更にぬるぬるしてコシのない麺が来てしまったのが残念だった。が、魚介はどれも美味。初日の夜食で食べた雲呑麺(これは固い麺)のエビカニ雲呑も、絶品であった。

あとはなんだ、中国に行って何が残念って、いつも見てるサイトが閲覧禁止されてることをおいて他にない(言い過ぎた、デパートのトイレに紙がないのも相当だったし、流すな詰まるってのも大概にしろと思った、けども)。
TwitterFacebookの利用、Googleによる検索ができないだけでなく、個別のサイトにもアクセスできず、画像が表示されない事も多い。基準はまったくわからないが、何か目をつけられる事でもあったのだろうか。そういえば前に、全て人力で検閲しているという記事を読んだことがある、気がする。
そんななか、はてなはまったく影響を受けることなく閲覧可能であり、素晴らしいことだなあ、と思った次第であります。