絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

生きてるから、やるんだよ

アリスデッド、千秋楽でした。

 『アリスインデッドリースクール』無事に千秋楽を迎えました。ご覧いただいた方々、スタッフの尽力、そして、脚本の中に存在してた彼女たちを生き生きと演じてくれた出演者たち、その人生の全てに、感謝します。
 ぼくの脚本はよく「舞台でしかできないことをやるよね」と言われるのですが、今回もしっかりそのように書かせていただきました。ゆえに、出演者さん演出さんには、多大なるご苦労をおかけしたものと思います。ほんとにありがとうございました。
 観に来てくれた友達から「DVDにはならないのか?」「再演は?」といった質問をいただいたんですけど、残念なことにどちらも予定がありません。アリスインプロジェクトとしては、来年春の活動を予定しているそうですので、再演の可能性はあるかも。
 http://alicein.info/
 もういない友達が、たったの四日間だけ目の前に現れてくれたような、そんな舞台であったと感じてもらえたら、嬉しいです。
 本当にありがとうございました。

また死んだ人の話ですけど。

 と、泣いていてもしょうがないんですよ!なんと、続けて11月から『もしかも!〜もしかして私たちは究極の謎を解いてしまったのかもしれない?!〜』というぼくの書いた脚本が上演されます。主催はブリッツプロジェクトさん、演出は柏村栄行さん。『アリスデッド』は「ゾンビVS女子中学生」だったんですが、今回のコンセプトは「ドタバタコメディ×美少女幽霊」ということで、こちらは学校の図書館に住む個性的な幽霊たちのお話です。そこにからむのは、天才少女に自称宇宙人、そして名探偵たち。どんなお話か想像もつかないと思いますけれども、ご安心下さい、演出さんにも出演者さんにも「面白いけどわけがわからない!」と評判です!安心できねえ!
 http://moshikamo.info/index.html

上演して欲しいものですね。

 そういえばなんだかんだで数十本、上演してきた戯曲があるんですけど、再演って本当に難しいので、もし脚本がない劇団や高校生演劇部があったら、ぜひとも使ってみてほしいですね。メールなどお待ちしております。scream1999@gmail.com