絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

アニメですけど。

いっつも面白い記事を書いて下さるラブラブドッキュンパックリコさんですけれども。
http://d.hatena.ne.jp/./Maybe-na/20070404/1175699184#seemore
ここのコメント欄が!

梅の里 『なんというヤシガニ。。。
 しかもDVDのほうがクオリティ下がってるとは・・・。
TV版ですらかなりひどいというのに。』 (2007/04/07 05:46)

 これは、本放送時にひどかった絵(ヤシガニ)をDVD化の際に差し替える、という画像を使ったネタに対するコメントなんですが。クォリティが……下がってる?……どこが?
 斜め下から見たパースはDVD版が正解、元の絵は身体の各パーツがズレています。なのに、この梅の里さんという方は、DVDの絵の方がひどいと言う。なぜか?
 それは、テレビ版の絵の方が、マンガとして正しく歪んでいるからです。もちろんこの絵は単にアニメの絵としてヘタだから歪んでいるように見えるだけなのですが、問題はそこではなく、ヘタな方を良いと思ってしまう理由です。
 というわけで新しい題材が見つかりました、うまい絵をヘタと思う理由、ヘタな絵をうまいと思う理由。マンガ絵の読み方、まだまだ考えるべきことは多そうです。