絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

有野消失ミステリー!解決編。

俺暇で紹介されていた、よゐこの有野さんが鏡に映っていない映像ですけれども。

■ 先週のめちゃイケで鏡に映ったよゐこ有野が消失する怪奇事件発生 - 課長死亡フラグたった
 http://news20.2ch.net/test/read.cgi/news/1147786349/
  動画ミラー
  http://orehima.sakura.ne.jp/img/2006/05/0516/200605160000.zip
  gifで比較ミラー
  http://orehima.sakura.ne.jp/img/2006/05/0516/200605160001.gif
http://blog.livedoor.jp/gyroz/archives/50468246.html
注:俺暇に飛ばないとミラーダウンロードできません

 解決してみた。これはあと撮り映像に別の映像を合成したものだと思われる。
 検証のために、簡単な合成技術(マスク合成)のビデオを作ってみた。

 あとで撮り足した部分に、前に撮った有野さんを合成したら、鏡のことをすっかり忘れていた、てな感じと推測します。元スレが沈んでるので、とっくに解決されてんのかもしれないけど、ある作品を思い出したので書いてみた。
 ある作品というのは時間怪談―異形コレクション〈10〉 (広済堂文庫)の中にある『 0.03フレームの女』という短編のことだ。これがまあ怖いの怖くないの、ひとによって怖いと思うことに違いは多いだろうけど、その怖さったらない、映像を編集したことのあるひとや、合成なんかをやったことのあるひとはいやーな感じがするはずだ。オチは怖くないんだけど。
 その流れで信じようと信じまいとリプリーのあれからタイトルを頂戴した、ほんとうにあった怖い話スレのまとめサイト)を読んでて、怖さを感じる基準みたいなものを自分なりにはかってみたりした。どうも感覚や記憶に関わりのある話が怖いみたい。見覚えのない筆跡でメモが書かれていたり、あきらかにおかしな出来事が起こったのに周りは気付かず自分だけがそれを気にしていたり、今まで気付かなかった部屋のスミにある何かに気付いてしまったり……狂気とオカルトの境目みたいなものがあいまいだと、怖いのかも。
 やっぱり現実とのズレだよなあ、自分が当たり前だと思っている前提が壊れる恐怖。そういう意味で有野消失ビデオは、テレビで見て気付いちゃったらかなり怖い。