絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

ソウヤー『ハイブリッド―新種 (ハヤカワ文庫SF)』について。ほか。

 読冊日記でボロクソに書かれていたので、じゃあおれがほめてやるぜ!と意気込みつつ読んだら以下略だった。なんだろうなあ

「ソウヤーさん、そろそろ三部作完結させてくださいよ」
「いや、なんか飽きちゃったんだよねー、やっぱ計画ナシに三部作とかやるモンじゃないねー、法廷モノもネタかぶりだったしさあ」
「そんなこと言わないで書いてくださいよ、読者も期待してるんですから」
「わかったよ、じゃあ書くよ」
「よろしく!締め切りまでに書いてもらえたらいいですから!」
「……えーっ?」

というイヤな会話を想像してしまった。シノプシスの段階ではあんなに面白かったのに……!という例のアレではないか。マンガ誌の打ち切り感が漂うのである。あーあ、ほめない読書感想文というのは、この日記では初めてだと思うけれども、それもソウヤーだからいいか、という気になる。読んでるひとはもう読んでるし、読まないひとはたぶん読まないのだ。それにしてもなあ。
 なんだか切なくなったので、おすすめのマンガを紹介します。前にもらったので、マンガバトンのフォーマットで。書いてあるマンガはほとんどがオススメです。
    Q1:あなたのコミックの所持数は?
 数えたことないけど、まんがだけなら数百冊だと思う、千は超えてないはず。連載系は、完結してないと買わないようにしているので、あまり増えない。そりゃ『ヒストリエ』とか、あまり続かなそうなのは買うけど。週刊誌系も、連載開始から6巻くらいまでは、がんばって買う。でも次第に買うのをやめてしまう。『シャーマンキング』と『かってに改蔵』の最終巻は買った。『武士沢レシーブ』は全巻持ってる。『幕張』はまんが喫茶でしか読まない。買ったら負けな気がする。
   Q2:今読んでいるコミックは?
 事務所の本棚に、家から持ってきて置いてあるのが、山口貴由の『シグルイ』と尾玉なみえの『アイドル地獄変』と石川雅之の『人斬り龍馬』と吾妻ひでおの『失踪日記』と福島聡の『機動旅団八福神』と松本次郎の『フリージア』とヒロモト森一の『武死道』なので、それらばかりを何度も読んでいる。どうもギリギリのフチで生きてるまんがを好むようだ。
   Q3:最後に買ったコミックは?
 ヒロモト森一の『武死道』です。おすすめだけど、絵がワシャワシャしているので、好みが分かれるかもしらん。ぼくは好きです。ギリギリです!
   Q4:よく読む、または思い入れのあるコミックは?
 思い入れが強いのは、永井豪の『デビルマン』と岩明均の『寄生獣』だけど、読み直した回数で言えばながいけんの『神聖モテモテ王国』と吉本蜂矢の『デビューマン』です。『デビューマン』二巻出たね、買ってないけど、買えよ、買います。まあこれらもある意味ギリギリのまんがです。あと西原理恵子のルポまんがは何度も読む『恨ミシュラン』何度読んだことか。
   Q5:これから読みたいコミックは?
 特にないです、気になったらすぐに読むので。オススメがあれば教えてください