ほーらーみーろーよー(片桐の声で)
塾講師風に。
「前に書いただろー、これだ、これだ、な」
自らの規範に従って発せられた言葉は、脊髄反射であろうがなかろうが、発した本人にとっては論理的には破綻しとらんわけです。ところが互いの顔を見ると、互いに破綻しているように見える。なぜか。それは天動説(システム維持するよ派)と地動説(見たまんま動いてるよ地球派)みたいに、根本的な思考の方法が違うからです。そこで、相手が非論理的であると指摘するために論拠を尋ねるのは、有効ではありません。
id:screammachine:20050708#p1(太字部分改定)
「これは出るってー、言っただろー*1?!「論理的じゃない」なんて指摘はなぁ、全然、役に、立たないんだよ!役に立たないだけじゃなくて、害になっちゃうんだよ!あれだけ言ったのにおまえらー、予習してなかっただろー!だからみろー、似非モヒカンのひとがー、大変なことになったじゃないかー!」
こんなふうに、わたしがどれだけ説明したと思っても、らぐさんは理論上いつまでも「論理的じゃない」と感じることができる。
id:michiaki:20050801#1122905863
「いいかー、ムラ社会というのはー、すぐに似非モヒカン族と化します*2。そうそう、映画のダメな感想文、おれがよく例題で出すやつなー、あれをちゃんと読めばわかるだろー、ジャーゴンを間違っておぼえやすい&すぐ使うのがムラびとなんだぞー、ムラびとはー、意味のとらえづらい言葉を使って思考停止するんだー*3」
「そーだなーたとえば映画の感想文ならー、メタファーとか、シニフィアンとかの、一見難しそうな奴は当然あるとしてだなー、判断しづらいのが「キャラクターが描けてない」とか「伏線が活かされてない」なんかだなー。こういうのは「書くとかっこいい」とか「とりあえず貶す理由が欲しい」とか、そういう目的で使われている場合が多いから、見たら引っ掛け問題だと思っておけー、なー。しっかり問題文読み込んで反論しないとー、時間の無駄だぞー*4」
「あとはー、議論に勝ち負けは存在しません。これ基本原則なー、ムラ社会的な発想だとー、勝ち負けの存在しない議論にはついていけないぞー。まあその辺詳しいことは、おれの書いたこの本、『現代プログ概論*5』に載ってるから、ちゃんと読んでおけよー」
せんせい、はしゃぎすぎです。
あと、オメガすぎ*6です。