第6回、チキチキ勝ち負けを気にするはてなダイアラーのテクニック集
こんにちは、ふしぎテクニックのお時間、お相手はわたくし麻草郁です。
さて、前回はカウンターの法則を学びました。ブログの世界はドッグイヤー*1、昨日ほめられていたブロガーが、今日は笑いの種になることもしばしばあります。そんなときの為にも、必ず周辺ブログの動きを読んで、常にカウンターを狙って言及しましょう。
今回取り上げるのはコメント欄です。
あなたは、情報を発信することに夢中になって、コメント欄をないがしろにしてはいませんか?それはいけません、なぜならコメント欄を制する者はブログを制するからです。
「だけど…面白くてしかも勝てるコメントなんて簡単に思いつかないよ…」とお嘆きのあなた!あなたにだけ、必ず勝てるコメント欄のテクニックを伝授しましょう。
- はてなダイアリーのコメント欄
まずは、普通のコメント欄です。前置きはいりませんね、テクニックを学びましょう。
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- 旧知の友であるかのように振舞う。
今時「はじめまして」なんてことを書くブロガーはいません、重要なのは情報の交換です!有用な情報であれば「挨拶もできない奴」というリアクションは返ってこないので、安心して書き込みましょう。ただし、最低限の敬語は必要です。何度か書き込めば、みんなもなんとなく「仲いいのかな?」と勘違いして、いつのまにかあなたもカリスマブロガーの仲間入りかもしれませんね!
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- 誤字脱字は指摘するな!
モヒカン族を気取って、カリスマブロガーのちょっとした誤字脱字を指摘するひとがいますが、そんなことをしても人気者にはなれませんよ!なぜならあなたが気づくレベルの誤字脱字には誰でも気づけるからです。つまり、その間違いは放置されているのです。空気を読みましょう!
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- 関係ないことを書いてみよう。
何度か書き込んで好意的な反応が返ってきたら、次は、記事本文中にある、重要ではないちょっとしたギャグなどに対してコメントしてみましょう。カリスマブロガーといえども人間です、自分と同じ知識を共有しているブロガーには親近感を抱くもの。ただし、長文でのコメントや、難しい返答を要求するコメントは控えましょう。
良い例
「引用された映画のセリフをもじったコメント」
悪い例
「引用された映画についての感想を求めるコメント」
まあ、記事本文には関係ない話なので放置される場合もありますが、その場合の放置は気にしないでください。返答のないコメントは「寒かったか?」と不安になるものですが、なに、気を使われないほどの間柄になったと思って、その状況を楽しみましょう。読者も「仲がいいなあ」と優しい目で見てくれるはずです。
この3つのテクニックを使えば、実質的には何もしていないのに、なぜか大物然とした風格を演出することが可能ですし!さあ、レッツコメンティング!*2
- ブックマークのコメント欄
出ました、はてなブックマーク。ひとよりもひねった一味違うコメントで、まわりの視線を独り占めしたいもの、だけど場の空気を読むのは難しいし……そんなあなたに、3つの「ない」をプレゼントしましょう。
1のない:アルファブロガーを気取らない。
注目を浴びそうな記事を見つけたら、誰よりも早くにブックマークしようとしていませんか?そのクリックちょっと待った!おいしそうなネタは寝かせてからいただきましょう!なぜなら……
2のない:カウンターはネットバトルではない
カウンターの法則でも述べましたが、カウンターはあくまで「ちょっと他とは違う自分」をアピールするためのテクニックです。相手を選ばないで、誰にでもカウンターを喰らわせていては、単に寒い奴のレッテルを貼られかねません。カウンター的なコメントを思いついたら、エチケットペーパーを必ず敷きましょう。単なる狂犬じみたコメントを書き続けても、人気者にはなれませんし、いろいろなところで晒されますよ*4!
3のない:ブックマークは自分の為にあるのではない
最大にして重要な法則です。これはブックマークこそ次世代のカリスマブロガー(あなた、あなたです!)が最も自分の特徴をアピールできる場であることを現します。たとえば[あとで読む]なんてタグを書いて、いつまでもそのタグが消えなかったら読んでいるひとはどう思うとお考えですか?!*5ブックマークはあなたが読みたい記事をクリップするためにあるのではなく、みんなが読みたい記事を使ってあなたが自分をアピールするためにあるのです!
さあ、この3つの「ない」を心にとめて、ブクマのコメント欄を制覇してください!
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(*このテクニック集を利用して損害を被っても、当方は一切関知いたしません)