まだ宇宙戦争でメタファるのか。
台詞はうろおぼえですけど、こういうシーンがあるのね。
レイチェル(ダコタ・ファニング)の指に木の棘が刺さる
レイ「見せてみろ」
レイチェル「だめよ」
レイ「いいから」
レイチェル「触らないで!大丈夫、ほっとけば自然に排出されるから」
これはすごく重要な台詞ですが、考えすぎるひとにとっては解釈の難しい台詞でもあります。というのも原作の立ち位置を想起して「指」を「国家」「棘」を「他国」と解釈していたひとがいたからなんですけど。
何度も書きますが、それは基本的な解釈の先にあるものなので、まずは基本的な解釈を。ここで簡単な"だよ派メソッド"を書いておきます。階層が深いと妄想も深まります。
- 棘=トライポッドだよ派(正統派)
- 地面に刺さっていた棘を地球が排除したよ派
- 棘=トライポッド=異教徒だよ派(社会派)
- 棘=トライポッド=レイが触れてはいけないものだよ派
- 棘=トライポッド=レイチェルの性的経験メタファーだよ派(変態)
- トライポッドという棘に対して人類は抵抗力を持たないよ派
- 都市と外郭のアレだよ派
- 人工的な世界と自然の生成物である人間のアレだよ派
- 地面に刺さっていた棘を地球が排除したよ派
- 棘=人間、トライポッド=地球の白血球だよ派(異端派)
- 人間が増えすぎたのでトライポッドが排除したよ派(地底人派)
(以下略)
何が言いたいのかというと、コードの解体とかそういうのを読む前に「すげえびっくりした」みたいな経験の記述が読みたいですね、ということです。
めし食ってきた、地底人派がおれしかいない(ブクマで一人発見)。