絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

屑デス無事終了?

 オタクになりきれない中途半端なぼくたちのためのヌルいイベント(主催者発表)『屑デス』が無事終わりました。座って映像を見たりしても怒られないところが、屑デスの素晴らしいところだと思います。あとは座れって言ってんのに踊り狂うバカ(おれだ!)と、体育座りで見るひとの共存が(棲み分けか)できるといいのかなあ。
 えーと、ぼくはですね、冒頭に流すマッドビデオの制作と、当日の照明係をやりました。あと、PCの不具合や音響のトラブルなんかで進行が止まったときに、間を埋める役なんかをしましたよ。そういや3分くらい止まったとき、ステージからお客さんに「誰が良かったですかー」なんて質問をしたんだけど、皆あいまいな「ワカルデショ?」といった答え方だったので、とても対応に困ったのですよ。でも今思うと「同じ知識(感覚)を共有したい」という雰囲気があの場を支配していたんですなあ。それこそぼくの喋る言葉だって「疲れたひとは座ってください、いつもどおり膝をかかえて、おうちでテレビ見るときみたいに」とか「人間はなぜセル画になれないんですかねえ」といった、自虐的な共有感覚をネタにしていたわけですから、人様のことは言えませんね。ほんとうにオタクってのは救われない孤独な生き物だと思いました。
 そんな孤独な生き物が箱の中に寄り集まってできたキモい空間『屑デス』。ぼくはこのイベント、大成功だったと思います。
 というわけで、自分が使った曲と映像です。