絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

ミュージカル:キャシャーン

昨夜はid:Hayashidaさんとアニメとゲームの話をしたよ。基本的に妄想です!

アニメの話
・『ハウルの動く城』はなぜ宮崎作品の自己模倣シーンが多いのか、の謎(ほぼ解明)
新海誠はかわいそう
特撮の話
響鬼以降は仮面ライダーとしての記号が次々にそぎ落とされていくだろう、どのタイミングで石森プロが折れて版権を手放すかが見もの(見事に外れましたなー、響鬼のおかげで仮面ライダーは555路線に逆戻り、石森プロは安泰、というわけで追記2006.2.13)
藤岡弘宮内洋も当時は立派なイケメンです!ヒーローは基本的に放映当時のイケメンが演じています!
・映画『キャシャーン』がミュージカルだったらよかったのに(以下妄想)
第?景「死と再生」
石の棺に入った伊勢谷の死体(布にくるまれている)
その傍らに立つ幽霊伊勢谷(黒装束)
♪「なぜ死んだの〜」と歌うルナ
♪「ぼくは戦争で殺された〜」と歌う幽霊伊勢谷
♪「実験だ〜」と歌うルビーの指輪(父)
三人の独唱が重なり、ひとつの歌になる
雷音と共に、後ろの幕が切り落とされて、書割の巨大な黒い雷
一瞬舞台が暗くなり、静かな音楽と共に棺にスポットライト。棺から起き上がったのは死んだはずの伊勢谷!(白装束に早変わり)
♪「たったひとつの〜いのちを捨てて〜」テーマソング熱唄
・もちろんミッチーにはソロがあるよ!不幸な生い立ちから成り上がるまでの話!唄い終わると同時に死亡フラグ確定。
・「♪たったひとつの〜」はミュージカル版のオリジナルテーマソング。
キャシャーン父の「♪実験だ〜」は持ち歌。あらゆる場面で使用(死ぬときはマイナーアレンジで)。
・ブライキング誕生シーンは大量の赤い布を使用。
・ブライキングたちが吹雪の中、城にたどり着いたところで一幕終了(三幕もの)。
・対決シーンは全部歌と踊り。
・大勢のツメロボダンサー(ライオンキングみたいな装飾)と踊るキャシャーン

最終景「赦しあうのだ」
ワイヤーで吊り上げられたキャシャーンが客席の上を飛び回りながら「赦しあうのだ〜♪」って……

やべえ、バカァ!見てえ!『オペラ座の怪人』の話をしていたら、いつの間にかそうなってしまったのですが。ミュージカルならキャシャーンは名作です!
うーん、おれは映画版の『キャシャーン』が好きすぎる。

 ああ、そうそう、何でキャシャーンの話になったのかというと、映画『スパイダーマン』の話で、マスクが外れたのを見て子供が「大丈夫、誰にも言わないよ」って言う、泣けるシーンがあるんだけど、アレって仮面ライダーっぽいよね、ってなったんだ。で、仮面ライダー風味でキャシャーン実写版を撮るなら、こんなシーンがあってもいいだろう、と。

 人間の姿でどっかの村に現れて歓迎されたキャシャーンが、世話になった農家で散々白い悪魔キャシャーンの別名)の悪口を聞いてへこんでいるところにツメロボ来襲、村を守って血みどろになるキャシャーン
 殴り飛ばされて納屋へ、壊れたヘルメットを探すキャシャーン。そこに隠れていた農家の子供(10才)が泣きながらヘルメットを差し出し「誰にも言わないよ」と……。
 結局村は半壊し、石もて追われるキャシャーン、しかし少年の心には「誰かを守る」という大切な思いが残ったのであった……みたいな。

 もちろんコミカライズは村枝賢一氏に頼むわけですけれども(参照:http://www.ne.jp/asahi/mira/home/mrs/mrstop.html仮面ライダーSPIRITS」紹介ページ)ていうかさ、アニメのキャシャーン全話見てないけどありそうな話だよねえ。まあ1エピソードまるまる使う話でもないけど。
参照:http://www.geocities.co.jp/Hollywood/4496/Japani_Casshern_TVStory.html
 あとなんか『トライガン』でもありそうだと思った、子供が「大丈夫、誰にも言わないから!」って。