絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

夜のプロトコル参戦記

 といった按配で、タイムテーブルが送られて来たのは前日の朝だった。おれはその日の昼にそれを確認して、夕方までに仕事を終わらせる手はずを整えた……つもりだった。
 こういうときに限って、予定していないことは起こる。突然増えた書類仕事を抱えて、結局おれは夜の10時半に下北沢へ到着した。
 既にレコードをかけていたid:Dirk_Diggler氏に遅刻を謝ると「プレゼントです!」とラスト一曲を贈られた。てててーててーてててーててー、と、『グレムリン』のテーマが流れる中、おれはニヤニヤしながら選曲を始めた。1曲目は『BOOGIE NIGHTS』より、ジョン・C・ライリーマーク・ウォールバーグが歌うオリジナルソングをid:Dirk_Diggler氏へのプレゼント返しとして。続けて2曲目は『Buffalo66』よりYESの『HRART OF SUNRISE』、煙草を買いに外へ出て、帰ってきて次の曲を探す。ここからはうろおぼえだ。
 『MAN ON THE MOON』よりR.E.Mの『The Great Beyond』そして『The Rocky Horror Pocture Show』より『Don't Dream It』戻って『BOOGIE NIGHTS』からThe Beach Boysの『God Only Knows』そんで『AUSTIN POWERS GOLD MEMBER』からSUSANNA HOFFSの『ALFIE(What's ot all about, AUSTIN?)』をかけて『Buffalo66』からYESの『SWEETNES』かけて、最後に『SOUTH PARK BIGGER, LONGER & UNCUT』から『Uncle F**ka』でおしまい……のつもりが間違えてリミックスの方かけちゃった。
 ディスコっぽくするつもりが、そういう映画のサントラを持っていなかったので、いつもの選曲になりました。なんだろう、ジャンルは「せつないサントラ」ですかね。とにかくおれは映画に使われた音楽しか知らない、なのに、こんなおれを誘ってくれたid:gotanda6氏には感謝しています。そして、目の前で聴いてくれ、しかも車で送ってくれたid:throwS氏、そして初対面が苦手なおれに、笑顔で話しかけてくれた皆様方に感謝します。三時間しか居られなかったけど、楽しかったですよ。
 またやるときは、もっとおっきな箱でやってくらはい。楽しみにしています。