絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

『三次元と二次元』メモ

脳は立体である。だが、神経は三次元的に接続されているが、言語は二次元だ。
人間は、三次元と二次元を行き来する動物なのだ。
(昆虫の情報交換は主に化学物質という立体物)
人間が他の動物と違うところがあるとすれば、それは文字を使うということだろう。平面を利用し、ひとは意思を明確な形で伝えようとする。
(教育によって手話を使えるようになった猿の話)

平面物としての脚本(→翻訳→)立体物としての演劇
 オタクの分岐式会話:女子高生の飛び石的会話
(二次元に三次元から掌を突っ込むと五つの楕円が現れる話)
「人間は動物化なんてしてない、オタクはこの上なく人間だね」
パチスロやぱちんこの平面的な快楽。
二次元的な思考→平面として翻訳可能
三次元的な思考→立体として翻訳可能
(15世紀に登場した遠近法、個人という概念の発見)
建造物と人間の思考。
地球の表面は平面?
宇宙へ向かう人類。
人間と人間が三次元的に交流するということ。

*トンデモのつもりで書いたけど、SFのネタになりそう。完璧にテッド・チャンの『あなたの人生の物語』を読んだ影響。あと「三次元的に交流する」ってのはバカみたいで気に入ってる。今度使ってみよう。