絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

 萩尾望都の『トーマの心臓』というまんが。はさみで刺されそうになった少年が言う「きみのしたいようにすればいい」に対して、相手が「キリストのせりふだ、ユダに言った」って返すところがあった(うろおぼえですが……)。そういうのを中学生のときに読んで、かっこいいなあ、やべえなあ、と思っていたので、人にぶつかったら「失敬」って言うようなキモ中学生男子でしたぼくは。成長したら、足が長くなる予定だったんだけどなあ、不思議だなあ。
 でも同時期にケン月影も読んでいたので仕方ないかもしれない。デカケツさいこう。時代劇で、イカのワタを抜いて、それでオナニーする話があって、鮮明におぼえている。近所の少女にイカを握らせるのである。それはなんというか、エロというよりも時代劇なのであった。