絶叫機械

造形する脚本家、麻草郁のブログ。

はてなダイアラー映画百選

http://d.hatena.ne.jp/Mattyan/20040608
「映画が好きで、映画のこともいろいろ書きたい僕」とやらが今まで書いた感想読んだけど、2行くらいじゃん全部、それ、愛してないじゃん、どうでもいいんじゃないの、映画なんて。バカにするのもたいがいにしろよ。
 根本的な問題であるところの「あなたの書いた映画感想を、誰も読みたいとは思っていない」という点だけが無視されたまま、彼の中では議論が続いていく。

普段は政治や著作権問題で現体制に批判的な目を向ける人間が、こういうときは無批判で体制側に回るんだね。ナチスの時も似たようなもんだったのかな。

 自分の都合のためだけに、理性的なふりをすることこそ、ナチ的行為だよ。問題は「体制側であるかないか」じゃなくて「その行いによって何が起こるか」だろ。
 正義を振りかざしてテロを起こして、結果に何が残った?誰かが友愛に満ちた言葉でも投げかけてくれたのか?誰が幸せになった? 民主主義の妄信は柔らかいクソしか生まねえ。ヒットラーは民主主義で党首に選ばれたんだ!何でおれたちは貧乏なんだ?社会が悪いからか、権力が悪いのか、違う!おれたちの頭が悪いんだ!この社会を作ったのも選んだのもおれたちだ!
 言論封殺は放っておけ、もっと映画の感想を書けばいいじゃないか、読んだ人間が続きを読みたくなるような、そんな映画の感想を書けばいいじゃないか。あ、サッカーの方が好きそうだから「サッカー試合百選」の方が面白いかな。

 とにかく「彼」がいつ「自分」になるかの想像もできないような連中に気をつけろ。
 奴らはいつでも高いところにいて、明日の飯の不安もなく、借金もなく、死なない